旅行代理店に相談だけでも料金はかからないのでしょうか?
旅行代理店に行ったことがなければ、どんな仕組みなのかわかりませんよね。
そこで、旅行代理店は相談だけで大丈夫か解説していきます。
また、実は以前に旅行代理店では有料で相談にのっていたこともあるので、(雑学的な知識になりますが、)そんなことについても紹介していきますね。
旅行代理店に相談だけって大丈夫なの?料金はかかる?
いきなり行くのは?
旅行代理店には、いきなり行って相談しても大丈夫です。
基本的に無料で相談を受け付けてくれます。
私も方面と日程だけ決めて、いきなり相談しにいったことがありますが、いろんなプランを提案してくれて、そのプランの空き状況なども調べてくれましたよ。
ただし、旅行代理店の窓口の数も限られるので、自分が相談するまで待つことは覚悟しておきましょう。
なかには開店前から並んで待っているお客さんもいたりしますしね。
もちろん待たない場合もありますが、その場合はラッキーと思ってください。
パンフレットなどを下調べしておくとスムーズ
また、事前にパンフレットなどで下調べしておくと、窓口の方との相談がスムーズに進みやすくなります。
ショッピングモールなどに入っている旅行代理店も多いので、買い物ついでにパンフレットをもらって事前に家である程度検討しておくのもいいでしょう。
私も買い物ついでにパンフレットだけをもらっておいて、自宅で家族と相談しながら旅行の計画をねったりしています。
また、今はデジタルパンフレットと言って、ネットでも見れるパンフレットもあります。
『〇〇(旅行会社名) デジタルパンフレット』などで検索すると、デジタルパンフレットが見れるサイトもでてくるので活用してみてくださいね。
申込金を用意しておくといい
旅行代理店に相談する際は、申込金も用意しておくとスムーズに予約までできます。
申込金は各旅行代理店によって異なりますが、例えば、大手旅行会社のJTBは旅行代金の2割となっています。
ただし、旅行まで日があまりない場合は、2割以上の申込金を用意する必要もあるので注意してください。
『〇〇(旅行代理店名)申込金』などで検索すると詳細を説明しているサイトがでてきますので、各旅行代理店のホームページをご確認くださいね。
もちろん相談に行くのですから、行き先は決まっていても「どのツアーにするか?」などは決めていないことも多いとは思うので、多少多めにお金を持っていくといいと思います。
(もしくはクレジットカードを持っていくといいでしょう。)
海外旅行ならパスポートも用意しておく
もし検討している旅行先が海外の場合なら、パスポートも用意しておくとスムーズに予約できます。
旅行代理店やツアーによればパスポートなしでも予約できたりもしますが、渡航先や航空会社によってはパスポート番号が必要になることも。
また、旅行会社も
- パスポートの期限が大丈夫か
- パスポートのつづりなど予約情報とあっているか
などを確認して、よけいなトラブルを回避したいと思ってます。
これらを確認してくれることは、旅行に行く私たちにとってもありがたいことです。
(予約情報と違っていたら、飛行機に搭乗拒否されるケースもあるそうなので)
なので、もしパスポートなしで予約できたとしても、取得後早めに旅行代理店に連絡してみてくださいね。
ちなみに旅行相談を有料化して料金がかかる窓口もあった
有料の相談窓口もあった
実は有料の相談窓口も、ほんの少し前にありました。
大手旅行会社のJTBがごく一部の窓口で試験的に実施していて、2019年4月~10月31日まで有料相談をやっていました。
東京と東北、北海道の12店舗で実施していたようですが、相談料を支払うことのお客さんの理解は得られなかったようです。
有料相談とはいえ10日以内に申し込みすれば、旅行代金の一部になるので実質無料だったのですが、やっぱり難しかったみたい。
ちなみに実施していたときは、国内旅行で30分2160円、海外旅行は最初は5400円(以降30分おきに3240円)だったそう。
実はこの有料料金は本来定められたもの
実はこんな料金設定自体は旅行代理店にもともとあって、本来、旅行相談は有料で支払わなければいけないもののはずでした。
でも、実際は無料で慣例化していました。
なんでも、
- 事前に相談料金の説明が必要
- いきなり相談料金の話をするとお客さんも嫌になって、実際の旅行の相談(成約)までいかない
などの理由があるので、料金をもらってなかったようです。
ちなみに、これはJTBだけでなく、その他の各旅行代理店にも相談料の設定はありますが、お金をとっていない場合が多いと思います。
人件費もかかるので相談するのにお金をとるのはある意味当たり前ともいえますが、成約までつながらなかったら旅行会社の本来の役割から少しずれているようにも思いますしね。
(旅行『相談』会社だったら、アリだったかもしれません 笑)
試験的に実施していたときはどんな感じだったのか
この記事を書いている時点では有料の窓口はないと思いますが、もしかしたら、今後も試験的に相談料の徴収をはじめるかもしれません。
なので、どんな感じだったのか参考のため少し紹介しておきます。
試験的に有料相談を実施していたときは、もし有料かどうかわからずにその窓口に行った場合も、窓口で料金について説明をして了承を得てから、有料相談が始まっていたようです。
そんな窓口には有料であることの張り紙もはっていました。
なので、いきなりお金を取られる心配はなかったとのこと。
まあ、今まで無料だったのに何の説明もなく相談料を取られたら、トラブルのもとにもなるので当たり前かもしれません。
本気でその旅行会社で旅に行きたい人にとっては良いサービスだったかも…
この有料相談サービスは、有料とはいえ10日以内に申し込みすれば旅行代金の一部になるので、本気でその旅行代理店を使って旅に行きたい人にとってはありがたい窓口だったかも。
旅行代理店に行っても先客で長時間相談する人がいたりして、相談するまで結構な時間待つことが普通です。
そんな相談している人のなかには、
- 長時間相談だけして、結局行かない
- 長時間相談するけど、他社のサービスで行く
- 聞くだけ聞いてネットで予約
- 本当に冷やかしのみ
なんてケースも多くあると思われるので、有料化していれば本気で利用したい人の待ち時間の短縮にもつながったはずです。
ただ無料で相談を受けることは旅行会社もメリットが…
結局、有料相談サービスは試験的にやっただけで、本格的に実施しませんでした。
これは無料で相談を受け付けることは旅行代理店にもメリットがあったからというのも大きいのではないでしょうか。
例えば、
- 行こうかどうか迷っている段階のお客さんを成約させる
- 親切な相談を提供することでリピーター客を獲得する
ことにもつながっているとは思いますしね
実際、私も旅行代理店の窓口で親切な相談をしてもらっているので、リピーターになって度々利用しています。
ネットなどで宿や交通手段を別々に予約したほうが安いのはわかっていますが、やっぱり旅行会社の窓口で相談したほうが早いし楽だし細かいことも相談しやすいのでかなり便利ですからね。
特に行きなれていない場所に旅行するときは、本当に旅行代理店は頼りになります。
ホテルと交通手段のみ手配できるプランも多くありますし。
今の時代はネットで情報は得やすくなりましたが、膨大な情報すぎて何を選んだらいいのかわからなくなっている時代ですしね。(膨大な情報から欲しい情報を探るのは時間も足りないです)
まとめ
旅行代理店で相談だけしても大丈夫かどうかを解説しました。
また、過去に有料相談が実施されていたこともあり、今後ももしかしたら実施することがありえるかも?ということで、参考までにどんな感じだったかも紹介しました。
ちょっと雑学的な知識になってしまったかもしれませんが、この記事を書いていろいろ考えさせらました。
情報過多すぎる時代なので、
- 情報のパッケージ化
- 取捨選択を相談する
の価値もあがっているように思います。
そういう意味では旅行代理店の存在ってありがたいですね。
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