一人で行動できない友達がいると困ってしまいます。
友達と一緒に行動することは楽しいことでもあるのですが、距離感が大事でいつもいつもベッタリだと嫌になるものです。
そこで、この記事ではその友達が一人で行動できない心理や理由を整理して、その友達と付き合うときの対処方法をお伝えしていきます。
この記事を読んで、その友達との接し方の参考にしてみてくださいね。
一人で行動できない友達がいる!その心理や理由は?
周りの視線が気になる
その友達が一人で行動できないのは、周りの視線が気になるからということもあります。
一人で行動していると、
- かわいそう
- 友達いないのかな?
などと周りから思われることを怖いと感じているのでしょう。
まあ、たしかにその友達と同じ性格の人が周りにいたら、そんなふうにマイナスな感じで見てくるかもしれませんね。
実際は一人で行動しても、そこまで他人のことなんて見ていない人も多いんですけどね~。
寂しい
その友達が一人で行動しないのは『寂しいから』というのもあると思います。
寂しいので、その友達はあなたと一緒に行動したがるのですね。
たしかに、誰しも寂しいことは嫌だと思うので、寂しさを解消したい気持ちもわかります。
でも、その個人的な感情にあなたが振り回されていたりするのなら、ちょっと困ってしまいますよね。
実は私も「いつでも一緒にいたい」的な友達がいたことがあります。
(そんなに性格が悪い子ではないんですが…)
そのときは私も結構振り回されて、疲れたのも思い出しました(笑)
一緒に行動・共有した方が楽しいと思っている
一緒に行動・共有した方が楽しいと思っているので、常にだれかと一緒にいたがっている可能性もあります。
たしかに友達と一緒に行動するのは楽しいものです。
でも、楽しさは友達と一緒に行動するだけではないと思うのですが、それを理解できていないのでしょうね。
実際、私も一人でいろいろするのも好きですし、友達とわいわいやるのも楽しいんですが、そんなタイプの友達には一人で行動することが理解できないみたいです。
依存心が強い
その友達は依存心が強いのかもしれません。
依存心が強いと、一人で判断や行動することができなくなります。
一人でいることが不安なんでしょう。
いわば、その友達は自立していない感じで、ちょっと精神的に幼い部分もあるのかもしれませんね。
過去の経験から
その友達は過去の経験から一人で行動できないことも考えられます。
なんというか、過去の経験があることで、「一人で行動しないほうがいい」と思いこんでる感じ。
例えば、
- 一人でいて馬鹿にされた経験
- 一人でいることで、寂しい思いをした経験
- 一人でいて、損をした経験
などなどの過去の嫌な経験があることで、一人で行動できなくなっている可能性もあります。
嫌な経験をしたことがあるなら気持ちもわからなくはないのですが、あなたがしんどく思うのならそれはそれで別問題ですよね。
一人で行動できない友達への対処方法は?
距離を置く
その友達がベッタリで困っているなら、距離を置くのが一番です。
その友人と距離を置こうとするのは、その友人が変わることが期待できないからです。
あなたが意見を言って変わってくれるなら、「もう少しベッタリではない付き合いをしたい」などと言えば大丈夫だとは思います。
なので、意見を言い合える仲ならば、最初に意見を言ってもいいでしょう。
ただ、意見を言っても、なかなか変わってくれないのが他人です。
(友達とはいえ、やっぱり他人は他人です)
一人で行動できるようにするには、その友達の中にある寂しさなどの感情を、その友達なりに解決するしかありません。
その寂しさなどの感情を解決するのは、まずは友達自身で変わろうと思わない限り無理です。
でも、そんなふうに自分自身を変えることは、自分の嫌な部分にも向き合うことになるので、大変だったりします。
だから、最初はそれとなく「自分のペースで過ごしたい」など伝えてもいいと思いますが、伝えても変わらない感じなら、少し距離を置くようしたらいいでしょう。
また、別に距離を置くといっても、縁まできらなくてもいいとは思います。
縁ぎりまでしようとすると、あなたもいろいろ大変だと思いますしね。
(もちろん、よっぽど嫌になっている場合も仕方がないかもしれませんが…)
『友人は友人、自分は自分』の姿勢で友達と接するようにするといいです。
そんな具体的な距離の取り方は次からお伝えしていきますね。
相手の興味のない話題を話す
友達と距離をとるには、相手の興味のない話題を中心に話すことです。
なんというか、話題を相手に合わせすぎないようにする感じ。
例えば、
- 主婦の友達に、仕事の話ばかりをする
- 独身仕事中心の友達に子育てや家族の話をする
みたいな感じ。
別にファッションでも流行のことでも話題はなんでもいいです。
とにかく相手が興味がなさそうな話題ばかりとりあげて話してみましょう。
話題を選ぶ際にできるなら、自分の興味あることのなかから、相手にとって興味ない話題を選ぶと自然な感じで話しやすくなります。
正直に自分の興味のあることを話したらいいだけで自分も楽ですしね。
このようにその友達の興味がないことばかり話していると、「自分とは違う世界の人なんだ」などと思ってくれるのではないでしょうか。
基本的に自分のやりたいように行動する
友達と距離を置くには、基本的に自分のやりたいように行動するのもいいです。
自分のやりたいように行動していると、その友達から「いつも一緒に行動したい」的なことを言ってくるかもしれません。
でも、友達の言うことをすべて聞いてしまうと、いつまでたってもベッタリな付き合いになってあなたが大変です。
もちろんその友達に協力できることがあれば協力してあげたり、話も聞いてあげたりしたらいいとは思いますが、『友人は友人、自分は自分』です。
その友人のことも尊重しつつ、自分のやりたい行動は抑制(よくせい)しないようにしましょう。
そうすることで、その友達との距離が自然と開くはずですよ。
実は私もある友達がベッタリ過ぎて困ったいたときに、『友人は友人、自分は自分』な感じで行動していたら、自然にその友達が離れていきました。
「ちょっと申し訳ないかな」とも思ったのですが、何度かやんわりと言っても理解してくれない感じだったので、自分のやりたい行動を抑制せずにやっていると友達が自ら離れていきました。
その友人とは完全に縁を切っているわけでもないので、今も会えば近況報告もしあったりする感じの仲になってます。
私の距離の取り方が正解ではないとは思いますが、友達との距離感の価値観が違ったんでしょうね。
空いている日を伝える
休日など友達から「一緒に行動したい」と言われることもあると思います。
その場合も距離をとるために、こちらが都合を調整するのではなく、今こちらが予定が空いている日だけを伝えてあげてましょう。
こちらが相手にあわせて調整するのではなく、その友達に調整してもらう感じです。
頻繁に会いたくなければ、あえて空いている日も少なめに伝えてもいいと思います。
とにかく、こちらは都合の調整をしないことです。
そうして、「都合があえば、一緒にどこか行こう」などと伝えていれば、相手だけに調整が必要になって自然に距離を保ちやすくなりますよ。
まとめ
一人で行動できない友達の心理とその対処方法を解説しました。
もしかしたら距離を置くのは心苦しく思うかもしれませんが、別に縁をきるわけでもありません。
適切な距離をとった付き合いをしようとしているだけです。
人間関係は適切な距離感も大切なことだと私個人的には思います。
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