相部屋利用可のツアーってありますよね。
でも、ツアーで相部屋はどうなんでしょう?
ツアー初めて会う、いわば知らない人が同じ部屋にいたら気をつかいそうです。
そこで、この記事ではツアーで相部屋利用することのメリット・デメリットを紹介していきます。
また、もし相部屋利用することになったときのマナーや準備しておくといいものなども解説しますね。
ツアーで相部屋のメリット・良い点は?
予算が安くなる
相部屋でツアーを申し込む最大のメリットは、やっぱり予算が安くなることです。
一人参加でツアーに申し込むこともできますが、割高になります。
ツアーは連れでの参加を想定して、ツインなどの部屋もおさえていることも多いです。
複数人で利用する部屋を一人で利用するのだから、どうしても追加料金が発生してしまうことに。
でも、相部屋利用なら、追加料金が発生することなく、どこか損した気分になりにくくなります。
ツアー客と親しくなれる
相部屋利用のメリットとして、ツアー客と親しくなれることもあげられます。
やっぱり相部屋なので、その相部屋で一緒になったツアー客と自然とコミュニケーションをはかるものです。
特にスポーツ観戦など目的のあるツアーのときは、共通の目的があるので仲良くなりやすくなります。
同じ趣味なので、話もあいやすいですしね。
一人で部屋を使えることも
運が良ければ、安い上に一人で部屋を使えることもあります。
相部屋で申し込んだけど、奇数など人数の関係でホテルの部屋事情の関係で「ツインルームを一人で利用できて、超快適に過ごせた」なんて声も時々聞くことも。
例えば、相部屋希望で申し込んだ女性客が自分だけで、泊まるホテルが基本的にツインルームしかなければおのずとそうなりますよね。
まあ、これは運なので、そうなればラッキーくらいに考えられたらいいとは思います。
朝が弱い人は…
朝が弱い人なら自然と起きられるのもメリットといえます。
相部屋利用すると、その一緒に泊まっているツアー客が朝起きてくれて、その物音で自然に起きれりたり。
まあ、その相部屋のツアー客も朝弱かったらダメなんですが(笑)
ツアーで相部屋のデメリット・悪い点は?
相部屋の相手と生活習慣が違うので…
上で相部屋利用のメリットについて紹介しましたが、デメリットも当然ながらあります。
それは、相部屋の相手と生活習慣が違うので、どうしても自分のペースで過ごしにくくなることです。
例えば、
- 就寝時間や起きる時間が違うことも(朝早く起きられたら自分も目が覚めるし。逆に相手が夜遅くまで出歩くタイプのことも)
- 少しの明かりがないと寝れないタイプの人もいたり、真っ暗がいい人もいたり
- エアコンの温度設定も人によって違う
- シャワーの時間(朝、夜、早朝にあびる人も)
などなどです。
また、同室の人のイビキや寝言がひどくて困った相部屋経験者もいました。
このように生活習慣の違いから、部屋でゆっくりすることが難しくなることもあるんです。
相部屋の相手による(運の要素が大きい)
相部屋で旅行を楽しめるかどうかは、相部屋の相手によるので、運の要素が大きいです。
特に配慮がない人や空気が読めないタイプが相部屋だと大変。
例えば、
- シャワーを浴びているときに、洗面所を使われて出にくくなる
- 洗濯をされて洗面所や部屋いっぱいに干された
- 洗面所やトイレなどをかなり汚く利用する
- 超早朝にシャワーをあびて目を覚まさせる
- 自分一人しかいないかのように荷物を部屋いっぱいに広げる
- 自分の話ばかりしてくるので疲れる
- お金貸してほしいと言う人がいて断わると気まずくなる
- 一緒に行動したいのか付きまとわれる
などなどです。
また、相手が年上の場合、年上だから部屋の設備を優先的につかって当たり前という行動をとる人がいたこともあって、
- ベッドの場所取り
- シャワーの順番
- 洗面所の順番
などを全て相手が優先的に利用されるとモヤモヤした気持ちになるもの。
このように相部屋の人と相性が合わなかったことで、ツアー客同士でもめることもあるそうですよ。
共同で使う場所をキレイにする必要がある
洗面所やお風呂など共同で使う場所は、使った後ある程度はキレイにしておく必要があって面倒です。
上記のことは友人と一緒に部屋に泊まるときも必要なマナーにはなるのですが、ツアーに参加するまで知らない人なので、よけいに気をつかいます。
例えば、
- お風呂だったら毎回髪の毛などが壁などについていないか気にする
- 洗面所も利用した後、水でビチャビチャになっていないように拭き取る
- 洗面所に自分の物だけを広げるわけには行かず、その都度片付ける
などなどの気づかいが必要に。
ちなみに、そんなことをするのが嫌なのか、一緒に相部屋になった人が「シャワーは絶対後」という主張をする人もいるそうです(笑)
貴重品のことをより気をつける必要がある
相部屋利用なので、やっぱり貴重品のことをより気をつける必要があります。
友達と一緒に部屋を利用するなら、少々は貴重品を置いておいても大丈夫だったりしますが、ツアーで初めて会った人ならそうはいきませんよね。
仮に物が無くなったりすれば自分も疑ってしまいますし、相手も「疑われているかも」と思い、お互いを気をつかうことに。
かといって、何もおこる前から疑いすぎる行動をとっても、気まずくなったりもします。
このように相部屋だと、普段の旅行より貴重品管理により気をつかう必要がでてくるんです。
鍵が一つのこともあるので…
訪問する国やホテルによっては、部屋に鍵は一つだけということもあります。
その場合は部屋を一人で出るときなどは気を使う必要が…。
例えば、
- 早朝散歩
- ホテルに帰ってから旅先の知人と会う
などをしたいときは、同室の相手に相談しなければいけなくて、面倒だったりします。
ホテルで相部屋のマナー、やったほうがいいことは?
最初に軽く話し合いをしておく
ホテルなどで相部屋利用するときはマナーなどがあります。
もし相部屋でツアーに参加したときは、相部屋になった相手と簡単に話し合いをしておくといいです。
例えば、
- ベッドをどっちを選ぶか
- 風呂の順番
- スーツケースはどこに置くか?
- 起きる時間(朝食時間が決まっているので、おのずと決まってきますが…)
などを簡単に話ししておけば、相手ともめにくくなります。
やっぱり何も言わずに、
- 当たり前のように自分のベッドを選ぶ
- 当たり前のように部屋に荷物を広げる
などをすれば、カチンとくるものです。
なので、そんなに何もかも決めなくていいですが、簡単な話し合いはしておくとスムーズに旅行しやすくなります。
もちろん譲り合いの精神も大切ですよ。
コミュニケーションは必要
挨拶などの相部屋の相手とコミュニケーションをとることも大切です。
ベッタリ仲良くなる必要はないとは思いますが、挨拶などマナー程度のコミュニケーションをとると相手からの印象も良いもの。
例えば、
- おはようございます
- よろしくおねがいします
- ありがとうございます
- ごめんなさい
- すいません
- お先にお使いください
などなどの挨拶をするといいでしょう。
また、食事に行くときなども、一声かけてから行くなど常識的なコミュニケーションをはかることも大事です。
なんでも、声をかけずに食事に行くと、「一緒に食事にも行かない同室者だった」と怒る人もいたそうなので…。
なので、挨拶など最低限のコミュニケーションはとるようにしましょう。
譲り合いの精神を持つ
相部屋なので当たり前かもしれませんが、譲り合いの精神を持つことも大切です。
例えば、お風呂など部屋の設備を使うときに「お先にどうぞ」と言われたなら、譲られた次の人が使うことを考えて行動するようにしたらいいでしょう。
- 共同の設備を使った後はキレイにする(ゴシゴシ掃除する必要はないですが 笑)
- 部屋に荷物を広げすぎない
などなどの譲り合いの精神は、相部屋利用するときは本当に大切だと思います。
貴重品は必ず持って行動する
旅行では当たり前のことかもしれませんが、貴重品は必ず持って行動するようにしましょう。
相部屋利用であるなら特にです。
上でも少しふれましたが、やっぱり貴重品がなくなったりしたら、疑ったり、疑われることがわかったりしてお互い嫌になるもの。
また、もし相手を信用おける人と思ったとしても、実際のところはどんな人かわからないです。
なので、自分を守るためにも貴重品管理をしっかりするようにしてくださいね。
相部屋に便利なグッズをそろえておく
相部屋は普段の生活習慣が違う人と一緒になるので、寝る時間や起きる時間などが異なってしまいます。
なので、
- 耳栓やノイズキャンセリングのイヤホン
- ペンライト(小型のLEDライトなど)
- アイマスク
などの便利グッズを持参しておくと、相手の生活習慣が違っても睡眠をしっかりとりやすくなりますよ。
出たとこ勝負を楽しむ姿勢が大事
相部屋利用するなら、出たとこ勝負を楽しむ姿勢も大事です。
デメリットのところでもいいましたが、相部屋利用で良い旅になるのかどうかは運しだいになります。
なので、どんなことがあっても、「これも旅の一部」と出たとこ勝負を楽しむ姿勢が求められるんです。
「こんなことがあった」と話すネタができたと思うくらいの精神力というか。
こんな強いマインド(笑)があれば、自分に少々迷惑がかかっても乗り切れたりするものです。
何かあったら添乗員さんに相談
相部屋を利用していて、どうしてもガマンできないことがあったら添乗員さんに相談してみるのもいいでしょう。
ツアーによれば、途中から追加料金を払ったら、一人で部屋利用できることもあります。
相部屋の相手を変更してくれるかもしれません。
なので、相手ともめたりして、どうしてもガマンできないなら添乗員さんに相談するようにしてみましょう。
もし上の準備やデメリットが嫌なら…
もし今までの説明を聞いて、デメリットや準備したりするのが面倒なら、追加料金を払って一人で部屋利用にした方がいいかもしれません。
一人で部屋を利用すると、やっぱり快適です。
もちろんお金と相談になるので、よく考えてみてくださいね。
まとめ
ツアーに相部屋で参加することのメリットとデメリットを紹介しました。
また、相部屋で利用するときの注意点などもあわせて解説させていただきました。
相部屋利用がどうなるかは本当に相手によります。
(多くの場合、良識のある人が相部屋の相手だと思いますが…)
この記事が相部屋利用するかどうかの参考になれば幸いです。
また、次の記事はツアーに一人参加したときの注意点などを解説した記事です。
主に一人で部屋を利用してツアーに参加するときのことが書かれていますが、一人でツアー参加するときの参考になる部分も多いと思います。
よければあわせてお読みくださいね。
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