新入社員でふてくされる人がいたら大変ですよね。
人間なので思うようにいかなくて不機嫌になる気持ちもわかりますが、すねるような態度を露骨にだしてきたら、こっちの心もかき乱されてしまいます。
そこで、新入社員でふてくれる人の特徴を簡単に整理して、その対応方法を解説していきます。
この記事を読めば、ふてくされる新人さんの接し方のヒントを得ることができると思いますよ。
新入社員でふてくされる人の特徴は?
新入社員でふてくされる人の特徴をまとめると、
- わがまま
- 自己中
- 注意や指摘が苦手
- 甘えがある
- 自分が好き
- 自分ルールが固まりすぎて、融通がきかない
などなどのことが言えると思います。
他にもふてくされる理由があるかもしれませんが、上の特徴を見ていくと子供みたいですね(笑)
つまり、そんな子供な性格の新入社員だとわかった上で対処してあげる必要があるということです。
「もっといい新入社員を採用してくれ」という思いもあると思いますが、採用されたものは仕方ないですからね。
新人がすねるときの対応方法は?
相手を変えるのは難しいので…
新入社員がふてくされて困っているときの対処方法として大事なことは、『相手を変えることが難しい』ということを前提に置いておくことです。
これは困った新人さんとの関係だけでなく、人間関係全てにおいて言えることでもあります。
つまり、相手を変えるのは難しいので、自分が柔軟に変化して対応する姿勢が大事ということ。
相手を無理に変えようとしても、反発をまねくだけのことが圧倒的に多いです。
新人さん自身が気付かなければ、無理に変わってもらうことが難しいでしょう。
特にこの新人さんはふてくされるような新人さんなんですから。
なので、自分が柔軟に対応したほうが、スムーズに物事をすすめやすいです。
もしかしたら新人にあわせるのなんてアホらしいと思われるかもしれません。
でも、目の前の新人が戦力になったほうが長期的には仕事が楽になるはずなので、ちょっとガマン(笑)してくださいね。
話を聞いてあげることが大事
ふてくしている新入社員は、仕事に対して「こんなはずじゃなかった」という思いや不満があるものです。
なので、その新人さんはふてくされています。
そんなふてくされている人に対しては、話を聞いてあげることが大切です。
人間は聞いてほしい動物でもありますしね。
なので、話を真正面から聞いてあげる姿勢が大事。
もっというと、母のような気持ちで話を聞いてあげるとよりいいです。
一つの質問をしたら、さえぎらず優しく最後まで話を聞いてあげる感じ。
そんなふうにその新人さんの思いを聞いてあげてください。
さえぎらず、否定せずに聞いてあげるだけど、不満が解消されたりするものですよ。
普段のコミュニケーションも大切
ふてくされるような新人さんは特に普段のコミュニケーションも大切。
やっぱり普段の信頼関係が少しでもできていると、その新人さんも少しは聞く姿勢も生まれやすいからです。
なので、その新入社員へのお説教をスムーズに運びたいと考えているなら、普段その何倍も何倍もコミュニケーションをはかる感じで接してみましょう。
そして、怒る量の何倍も褒めることも意識したらよりいいです。
ふてくされる新人さんは怒られることは苦手ですが、褒められるのは好きだったりします。
ふてくされる新人さんには褒めて伸ばす姿勢も大事なんですよ。
しかし、本当に子供みたいですね(笑)
怒るのではなく、諭す(さとす)姿勢
ふてくされる新人さんは、怒られたり否定されたりするのが苦手なものです。
なので、怒るのではなく、
- 諭す(さとす)
- 説明する
ことを意識しましょう
先輩や上司だから偉いという態度で接しず、諭す姿勢で接してみると新人さんを導いてあげやすくなります。
もしかしたら言葉遊びのように聞こえているかもしれませんが、私も『怒る』のではなく『諭す』姿勢で新人さんと接したら、新人さんの態度が変わったことがありました。
自分の中のイメージをプラスな言葉(今回だったら『諭す』)で方向づけすると、自然と私自身の接し方を変えることができました。
感情的にならない
もしあなたが感情的に怒ってしまっているなら、その部分も問題があります。
ヒステリックに怒る時は、内容よりはあなたが怒っていることに気がいってしまうものです。
そもそも感情的に怒ってしまう人間と話をしたいと思わないもの。
キレて怒るのではなく、冷静に指導して諭してあげる感じのイメージを持つといいですよ。
相手に逃げ場を与える
新人さんに話をするときに、理詰めで逃げ場なくで追いつめすぎても、嫌になってふてくされます。
なので、話をするときは、どこか新人さんにも逃げ場を与えてあげるようにするといいです。
しゃべるだけしゃべらせて、逃げ道を用意してあげる感じ。
ふてくされることが多かった新人さんも逃げ道に入ると安心して、素直になれたりするものです。
なんというか
- 謝れる
- 非を認める
タイミングを作ってあげるイメージ。
例えば、私がよくやっているのは、
- 「自分も言い過ぎた」
- 「私の言い方が悪かったかも」
などと自分自身の非を認めてあげると、逃げ道が作りやすいです。
そこから、「〇〇さんにわかってほしいと思ったから」などと続けると、相手も素直に話を聞いてもらやすくなりますよ。
相手に納得してもらう
その新人さんはどこか納得できないから不満に思って、ふてくされた態度をとっています。
頭ごなしに「やれ!」と言うのではなく、相手に納得してもらうように持っていくことも大事です。
仕事一つ一つの意味や理由をちゃんと伝えて、腹から納得してもらう感じ。
そして、自分の非を自分自身で認めさせるようにもっていけたらベストです。
(そこまで持っていくのはなかなか難しいですが…)
お説教の最後に、軽い感じで「何で怒られたかわかった?納得した?」と投げかけてみてもいいかもしれません。
しかし、ふてくされるような新人に話しするのって本当に大変ですね(笑)
ひどい場合は割り切るのも…
その新人さんのふてくされる態度がひどいのあれば、割り切って付き合うことも大事です。
ひどくふてくされているなら、かなり性格的にこじれている(笑)と思われます。
なので、なかなか改善しないと考えたほうがいいでしょう。
なかなか改善しないのに、ある程度割り切らないと、こちらがつぶれてしまいます。
相手が自分と同じ考えをもった人間だと思うと、ストレスがかかるものです。
「こんな人なんだ」と割り切ると、仕方ないと思えたりもします。
ひどくふてくされるなら、割り切って少し離れた感じで見守る感じで、新人さんの可能性を信じてあげてくださいね。
まとめ
新入社員がふてくされるときの対応方法を解説しました。
いろんな新人さんがいますが、ふてくして、すねるような新人さんには本当に困ってしまいますね。
この記事を参考に、ふてくされる新人さんと付き合ってあげてくださいね。
ふてくされるような新人さんでも、成長して立派な同僚になる可能性も十分ありますよ。
ちなみに下の記事はふてくされる新人さんではなく、泣く新入社員の対応方法を解説した記事です。
同じように新人さんの対処方法を解説した記事なので、こちらもあわせて読めば役立つ部分もあると思います。
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