小学校を休んで旅行するのはどうなんでしょう?
平日のほうが人もいないですし、旅行代金も安かったりします。
また、サービス業など土日祝日に休みがとりにくい職業もあったり。
そこで、この記事では小学校を休んで旅行することが世間的にどんな感じなのかをお伝えしていきます。
また、学校を休んで出かける場合の親の対応方法についても解説していきます。
この記事を読んで小学生の子供と旅行するときの参考にしてみてくださいね。
小学校を休んで旅行はどう思われる?世間的には?
旅行で学校を休むことは
いろんな意見を見る限り、小学校を旅行で休むことはあまり好ましいと思っていない意見が多いです。
やっぱり義務教育なので学業や学校での生活を大切にするべきという意見が多かったです。
他には
- 税金で補っている公的な教育を気軽に休んでいいものだろうか…
- 小学校は勉強だけでなく集団生活を学ぶ場なのに休ませるのは…
- 夏休みなど長期休暇を利用したらいいのではないでしょうか
- カリキュラムから遅れてしまうので私は休ませない
- 各家庭の判断によるけど、常識的には休まない方がいいのでは?
などの意見もありました。
なかには、
- 義務教育なので休むなんて考えれない
- そんな親大丈夫?
- 親が旅行行きたいだけでは?
などの厳しい意見もありました。
こんなふうに多くの親があまり良いとは思っていないため、
- 旅行に行くことで子供の交友関係にも影響がでそうなので休ませない
ということを言われる人も。
また、
- 簡単に休ませると社会に出たときもズル休みしてもいいと思ってしまい、社会のルールを守らないことにもつながったりするのでは?
なんて意見もありました。
このように、学校を休ませて旅行することに、世間的にはあまり良いように思っていない人が多いようです。
肯定的な意見もある
否定的な意見も多いのですが、中には肯定的な意見もありました、
- 家族と一緒に過ごすことで得れるものがあるのも事実
- ちゃんと学校に行っていても、普段会話がないような家庭ではどんな子供に育つのかわからない
- 旅行に行くことで濃密なコミュニーケーションもはかれる
などなど家族と旅行することの意味はあるという意見でした。
また、
- 各家庭に事情があって、休日に休みが取れない場合は仕方ないかも
- 仕事の関係で平日しか時間がとれないなら仕方ないのでは?
などと各家庭の事情を考えてくれて、完全に認めるわけではないけど、仕方がないという意見もあったりしました。
仕事の関係で仕方がない場合も…
ただ、上のような各家庭の事情をわかってくれる肯定的な意見もありますが、その一方、
- 土日に休めない職についたのは親の責任とも言えるのでは?
- 子供の学校を休ますのではなく、自分が仕事をズル休みしたらいいのでは?
- 使いにくい会社もあるかもしれないけど、有給の制度もあるのに
- 夏休みや冬休みは何のためにある?
- 夏休みは1ヶ月あるのに1日も旅行に行けない親なんているの?
など仕事の関係で仕方がない場合も厳しい意見もありました。
こうして様々な意見を見てみると、やっぱり世間の親的には小学校を休んで旅行することに、なかなか否定的な雰囲気のようですね。
まあ、時代によって世間の常識は変わると思いますが、この記事を書いている段階では否定的な意見が多かったです。
先生はどう思う?
旅行で休ませることに世間的には否定的な感じでしたが、先生はどうなんでしょうか。
先生がどう思うかは、先生によるみたいです。
ただ、各家庭の事情もあるので、「各家庭が決めたことなら仕方がない」と思われる先生も増えているよう。
なかには、勉強も大事だけど、家族と濃密な時間を過ごすことも大事と理解してくれる先生もいるみたいです。
しかし、先生も時代の変化にあわせる必要があるので大変ですね。
自分の価値観を置いておいて、各家庭の事情も理解するようにしなければいけませんしね。
学校休んで出かける場合、親の対応は?
もちろん世間的には否定的な意見があっても、小学校を休んで旅行に出かける決断をされる家庭もあると思います。
私も『各家庭には各家庭の事情があると思っている』派なので(笑)、ここからは学校を休んで旅行に出かける場合の親の対応方法についてお伝えしていきますね。
学業の遅れは家庭でどうにかする
小学校を休んで旅行に行く場合は、学校の授業の遅れなどは各家庭でどうにかするようにしましょう。
先生も忙しいので、くれぐれも補講などを頼んだりしないようにしてくださいね。
病気などの自分ではどうにもならない事情なら、先生に相談してみたらいいとは思いますが、やっぱり旅行は自分の意思も入ってくるものなので、自己責任が原則だと思います。
肯定的な意見だった親も、「家庭で授業の遅れをなんとかするならいいのでは?」的な意見も多かったですしね。
勉強以外のこともフォローする
旅行で小学校を休むと、同級生から「ズル休み」などと言われることもあります。
なので、子供がそんなことを言われていないか勉強以外のこともフォローが必要です。
子供からするとショックかもしれないので、話を聞いてあげたりしてガス抜きもしてあげてくださいね。
行事の前に欠席しない
旅行に行くのなら、行事の前などに欠席しないように予定を組むことが大事です。
特に行事の日に急に欠席するような旅行計画はやめたほうがいいでしょう。
運動会、発表会などは周りの子供との共同作業もあったりするので休まれると、その穴埋めが大変です。
先生がその穴埋めを考えなければいけないので負担が増えますし、同級生の子にも迷惑をかけてしまいます。
子供自身も学校の行事という貴重な体験をつむ機会をのがしまうことに。
そして、行事が近づいているのに休まれると、子供の練習にも影響が出てしまいます。
なので、小学校を休ませて旅行をする場合は、学校の行事のことも考えて計画を組むようにしましょう。
子供にはちゃんと特別なことと伝える
将来、会社をズル休みするような子供にさせないために、学校を休んで遊びに行ったことは特別なことと理解させることも大事です。
「みんなで思い出を作りたくてお父さんの仕事の事情で休ませていくことになったけど、基本的にズル休みはダメだよ」などとお子さんに伝えてあげましょう。
ウソをついて休むのは…
実は小学生を休ませて旅行するときに、ウソをついて休ませている親もまあまあ多いようです。
やっぱり「旅行で小学校を休ますのはどうなの?」的な世間的意見に配慮してだろうと思います。
例えば、
- 体調不良
- 家庭の用事
などはよく使われています。
お葬式などでもいいのですが、これはバレる可能性も高くなるのでやめたほうがいいでしょう。
(特に地元の小学校に通っているなら、なんとなくウソがわかったりします。)
ただ学校によっては、病欠なども連絡帳システムをとっているアナログな学校もあります。
そんな場合は親が持っていくか、近所の小学生に頼むかどちらかになるのですが、ウソをついている場合はやっぱり後ろめたいもので渡しにくく感じてしまうかも。
そして連泊した場合、「次の日の朝の連絡帳はどうするんだ?」という感じにもなるので、連絡帳制度がある場合は、ウソはつかないほうがいいかもしれません。
また、台風などの天気や事故などで予定通りに帰宅できないこともありうるので、本当のことを言ってほしいと思う先生もいるそうです。
ウソをつく場合はこんな先生もいるとわかった上で、ウソをつくようにしてくださいね。
旅行で学校を休む場合の連絡帳の書き方は?
通っている学校の出欠が連絡帳制度の場合、連絡帳を書く必要があると思うので、その例文を参考に載せておきますね。
ちゃんと旅行に行くと正直に言う場合は、
連絡帳に書くのなら1週間ほど前に1度書いておき、前日に再度書いておくと、連絡の行き違いが起きにくくなります。(先生も忙しいので、忘れることもありますしね)
そして、旅行から帰った後も、
などと連絡帳に書いておくと、先生の印象もよいでしょう。
また、日帰り旅行などで病欠とウソをついて休ます場合もあると思うので、参考までに例文を書いておくと、
な感じです。
上記例を参考にアレンジしてみてくださいね。
まとめ
旅行で小学校を休ませる場合の世間的な意見と旅行に出かけた場合の親の対処方法をお伝えしました。
学校を休ませての旅行は、世間的にはあまり良くないと思われているようです。
少しずつ多様な考えを受け入れる社会になっていっているので、将来的には変わるかもしれません。
でも、今そんな常識が多数派なら、それを知った上で行動した方がいいと思います。
この記事が小学校を休ませて旅行するときの参考になれば幸いです。
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