満員電車の対策とストレスの原因!疲れないようにする方法は?

満員電車対策疲れないようにする方法 人混み行列

満員電車って本当に嫌なものですよね。

人混み状態が電車という密室で続くのでストレスに感じて当たり前です。

そこで、この記事では満員電車をストレスに感じる原因を整理して、満員電車対策を紹介していきます。

この記事を読めば、少しでも満員電車で疲れにくくなるかもしれませんよ。

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満員電車をストレスに感じる原因は?

他人と密着するから

満員電車をストレスに感じるのは、他人と密着するからというのが大きいです。

人間は少しは他人との距離を保ちたい生き物。

人はパーソナルスペース(自分の空間の縄張り的なもの)と言って、他人に近付かれると不快に感じる距離感が誰しもあります。

そんななか、満員電車では、おのずと人と密着することに…。

お互い迷惑をかけないように気をつかってますが、その気遣いも疲れる理由になっています。

ニオイや温度・湿度などが嫌だから

人と密着するということは、どうしても体臭などを感じてしまいます。

  • 体臭(口臭・加齢臭など)
  • 香水
  • 柔軟剤・洗剤のニオイ

などなど、不快に感じるニオイから逃れにくくなります。

満員電車対策体臭

また、夏などはジメジメして暑く、湿度や温度も不快に感じられます。

最近は春でも秋でも暑い日が続くことも多いですよね。

湿度や温度が高いと、電車内がムッとたちこめた感じになって、よけいに体臭が気になります。

ザワザワしていて静かな環境ではない

満員電車なので、どうしてもザワザワしていて、決して静かな環境ではありません。

もちろん日本人はマナーが良い人も多いので、みなさんマナーよく静かにいてくれることも多いです。

そんなふうにマナーよくいてくれるのですが、どうしても人が多いので、リラックスできる音環境にはなりません…。

どうしても無理な姿勢になる

満員電車では、自分の好きなように動けず、どうしても無理な姿勢になったりもします。

周りに多くの人がいるので、当たり前のことですが、やっぱり自分にとって無理な姿勢が続くと辛いものです。

不快な気分になっている人が多いので…

満員電車では自分だけでなく、周りの人も不快でイライラした気分になっている人も多いです。

他人がイライラした行動をしていたり、表情をしていると、その影響を受けて、自分もさらに不快になってしまいます。

人間って他者の感情や行動から、影響を受ける社会的な生き物だからです。

人間の脳にはミラーニューロンと言って、他者の行動をマネしようとする細胞があります。

なので、人間は他者からの行動や感情の影響を受けやすい生き物なんです。

 

また、あからさまに不快な感じの態度を出す人もいると、よけいですね。

「自分は耐えているのになんで怒っているの?」なんて思ってしまい、より疲れてしまいます。

横に揺れたり、加減速したりする

電車に乗っているので、どうしても横に揺れたり、あるいは加減速で前後から引っ張られそうになったりもします。

満員電車対策揺れる

大きく揺れるときは車内放送で伝えてくれたりもしますが、乗り物なので不意の揺れが起きるのは仕方がないですよね。

満員電車では電車が揺れると、どうしても誰かがよりかかってきたり、あるいは自分が他人によりかかったりしてしまいます。

また当然ですが、電車が揺れるために、倒れないように体を緊張する必要もあって疲れます。

電車に乗降するのに肉体的にも精神的にも疲れる

満員電車に乗り込むのって精神的に嫌になりますよね。

「あー、今からまた満員電車だよ…」みたいな。

また、満員電車に乗り込むだけでなく、降りるのにも疲れます。

人がいると、人をかきわけ出口まで進む必要があって肉体的に疲れますし、ギュウギュウだと降りたい駅で降りれるか不安になって精神的にも疲れるものです。

潔癖気味だと本当につらい

潔癖症気味だと、満員電車は本当に辛いです。

人が密着するのも嫌ですし、潔癖な性格だとつり革や手すりなどにつかまりたくないですよね。

思うように乗れず「遅刻するかも」と思ってしまう

満員電車に乗るような時間帯ですと、当然ですが、ホームも思うように動けず、思ったよりも時間がかかる場合もあります。

また、あまりにも込みすぎている車両が来て、次にずらすなんて選択を選ばなければいけない場面もあったり…。

そんなふうに思い通りに動けないと、「遅刻するかも…」と思い、精神的にさらに疲れてしまいます。

また、満員電車は人が混み合っているので、トラブルがおきる可能性も高くなり、結果、電車自体の遅れを引き起こすことも…。

そんなふうに「遅刻するかも」って思っている精神状態は、追い込まれている感じがして嫌なもんです。

満員電車対策!苦手を克服して疲れにくくする!

電車に乗る時間を変更

満員電車を嫌う多くの人が、「電車に乗る時間を早めて、満員電車を回避している」と言っています。

なので、これが一番有効な方法と言えるかもしれません。

満員電車対策時間変更

早く乗り込むためには、早く起きる必要もあって、大変かもしれませんが、本当に満員電車が嫌いな人は早起きしている人も多いです。

実は私も満員電車に乗るときは、時間を早めて乗車しています。

15分から30分早めるだけでも、全然違ったりすることも。

確かに早く起きるのは大変かもしれませんが、早めに会社について、静かなうちに仕事をサッと片付けておくと、仕事上でも精神的余裕も出てきます。

乗る車両を研究する

時間帯によっては、乗る車両で多少満員電車がマシの場合もあります。

多くの人は朝から考えるのが嫌なのか、同じ車両に(同じ乗り場で)乗り込む人も多いです。

いつも同じ車両ばかり乗らずに、少しずつ変えて研究してみると結構面白いですよ(笑)

意外と混雑がマシな車両が発見できるかもしれません。

 

例えば、最初混んでいても、乗り換えのタイミングで多くの人が降りたりする車両もあります。

また、混雑はしているけど、降りたい駅でみんなが降りる車両で、人の流れに乗るだけで降りれるので楽な場合もあります。

これは、自分の降りる駅の階段に近い車両がそうなっているケースが多いです。

 

そして、車両によっては、運転席側のスペースなど壁が多くあり、壁にもたれるスペースが多い車両もあります。(先頭車両や最後尾の車両に多いです)

壁にもたれることができたら、満員電車でもかなりマシですよね。

こんなふうに意外と研究しがいがあるんですよ(笑)

疲れにくい体勢をとる

揺れがあったり、周りに人がいたりして満員電車は疲れます。

なので疲れにくい体勢を取ることもかなり大事。

具体的には

  • 足幅は肩幅でどちらかに重心をかけない。(体の中心に重心をかける感じ】
  • ひざは棒のように伸ばさず、少し脱力した状態
  • 足は床に吸い付くようなイメージ(リラックスしつつも、しっかり5本指でつかむイメージ)
  • かばんもできるなら体の重心の中央付近で持つ(満員状態なら難しいかもしれないので、できれば、です)

な感じです。

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他人が近くにいるので、体がこわばって緊張したりする人も多いとは思います。

そんなふうに、こわばってガチガチに体を緊張させるのではなく、適度に緩みがあるイメージで立つといいです。

満員電車でも体の使い方を・バランスのとり方を実感できるので、私個人的には運動にもなっているような感じもしています(笑)

靴(くつ)なども、できるなら踏ん張れる感じの疲れにくい靴を履くとよりいいでしょう。

乗る駅を変更するのも

ある駅から突然、混み合ったりするケースも多く経験していませんか?

これは、その混み合う駅より前の駅に乗ると、混雑がマシであるということでもあります。

なので、1駅でも前の駅から乗ると、混雑が違ったりする可能性もあるので、試してみてもいいでしょう。

自分に最寄り駅に来る電車には、いつも人が少なく、自分の最寄り駅から増えているように見えるのであれば、試してみる価値があると思います。

満員電車対策乗る駅

もちろん、実際1駅分歩いて前の駅から乗っても、混雑が変わらず無駄足な場合もあります。

その場合は「良い運動になった」と、自分をなぐさめるようにしましょう(笑)

私個人的には1駅分歩くのであれば、その歩く時間の分、乗車時間を早めたほうがいいようには思います。

ちなみに満員電車が嫌だからと、始発駅に引っ越しする人もいるそうですよ。

私的には引っ越しまでは現実的に考えられなかったのですが、そこまで満員電車が嫌なものって言うのはよくわかります。

乗るポジション・位置は?

できるなら車両中側(座席の前の方)に移動した方がいいでしょう。

もちろん降車駅についた後すぐに降りたいので、出入り口付近で耐えるのもいいかと思います。

でも乗客の出入りが激しい入口付近は、人の動きが激しく疲れるので私的にはあまりおすすめできません。

 

車両中側だと降りれるか不安かもしれませんが、降りる駅が近づいてきたら、徐々に体を出入り口の方に向けたりして、『降りるアピール』をすると、周りの人も気遣ってくれることも多いです。

また、一定数降りる人もいるので、その人達の流れに乗れば、割合スッと降りれることが多いです。

誰も降りる流れがない場合、「おります。通してください」というと、大抵の場合通してくれます。

そこまで遠くないなら自転車で行ってみる

通勤先がそこまで遠くないなら、電車での通勤をやめて、自転車などで通勤してみるのもいいかと思います。(もちろん勤め先や近くに駐輪場がある必要もありますが)

例えば、通勤距離で10キロ程度なら、「30分かかるかなあ?」ぐらいの感じなので、試してもいいかも。

私も自転車通勤したことがありますが、なかなか気持ちよかったですよ。

夏は汗をかくので、おすすめできませんが、涼しい秋や冬だけでもやってみるのもいいと思います。

ずっと満員電車が続くと嫌になるので、週1など、たまに自転車通勤するのも、気分がかわっていいもんですよ。

 

ただ、自転車通勤をするなら普段よりは少し早く家をでる必要もあるかもしれません。

でも、この習慣が身についていると、雨の日などに電車に乗らなければならなくなった時にも、早めに乗車することもでき、結果、満員電車にも遭遇(そうぐう)しにくくなります。

また、この方法は会社まで自転車で行くだけでなく、混んでいない駅から乗るために自転車で向かうという方法にも使えます。

音楽やラジオなど音声番組を聞く

満員電車だと、本を読むのも大変です。

そこで、イヤホンで音楽やラジオなどの音声放送を聞くと、かなり気がまぎれますよ。

特にノイズキャンセリング機能がついているイヤホンで聞くとよりいいです。

心地いい音楽を聞いていると、満員電車も少しマシに思えます。

満員電車対策イヤホン

また、今はラジオなどの音声番組が、ラディコ、ポッドキャストなどで放送時間に関係なく聞けます。

これらを活用すると、通勤時間が有意義にすごせるように感じて、無駄に労力のみが消費しているようなストレスから少しは解消されます。

エンタメ系から学び系の番組なども多くあるので、探してみたらいかがでしょう。

私個人的にはスタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫さんの番組の『ジブリ汗まみれ』なんかは興味深い話が聞けておすすめです。

最近はオーディオブックなどで多くの名著がオーディオ化されているので、これらを活用してもいいでしょう。

かばんを満員電車向きへ整える

満員電車向きに、薄いかばんなどに変更するのもいいです。

特に大きなリュックなどをしていると、ひっかかるし、周りのお客さんからジャマになります。

(余談ですが、私個人的には満員電車ではリュックは後ろにしたままではなく、前にかかえるか、足元に置いたほうがいいように思います。相手にもかばんをひっかけにくくなりますし、前にかかえると、おのずと相手との距離もとりやすくなりますしね。)

薄めのかばんに変更したら、人にひっかかることが少なくなり満員電車で無用なストレスから軽減できます。

 

薄めのかばんに変更するためには、荷物を減らす必要があるかもしれません。

この機会に自分のかばんの中に必要以上に荷物が入っていないかチェックしてみましょう。

改めてかばんの中身を見直してみると、会社に置いていける物まで持って帰ったりしている場合もあります。

会社に机やロッカーがあるなら、置いていけるモノは置いておいてもいいのではないでしょうか。

 

もちろん不意に会社から多くの物を持って帰ったりする必要性も出てくるかもしれません。

でも、そんな場合も机やロッカーに紙袋や折りたたみできるエコバッグなどを入れておけばいいだけですよ。

マスクをする

マスクをすることで電車に立ち込めるニオイ対策になります。

満員電車対策マスク

もちろんウイルス感染予防にもなるので、一石二鳥ですよね。

特に潔癖症気味の人はマスクをすると、いくぶんマシに思えるものです。

目的の駅についたら、フッと一息吐いて、自分を褒める

満員電車から降りて目的の駅についたら、ちょっと道の脇にでも行って深呼吸するのもいいでしょう。

満員電車の中の空気は、ジメジメしていたりして、やっぱり嫌なものです。

深呼吸と言うとおおげさかもしれませんが、フッと一息吐くだけでも、気持ちが整いやすくなります。

その後、「今日も満員電車によく耐えたね。さすが!」などと自分のことを褒めてあげましょう。

 

自分を褒めるなんてバカらしいと思われるかもしれませんが、やってみると、こういう自己肯定感を高める声掛けって意外とバカにならないものです。

数秒程度あればできることなので、ちょっと一息吐いて、自分を褒めてみるのも意外といいもんですよ。(私もやっています)

まとめ

満員電車で少しでも疲れないようにするための対策を紹介しました。

数多く紹介したと思うので、できることからやってみてください。

この記事が不快な満員電車が少しでもマシになる助けになれば、嬉しいです。

▼満員電車対策やリュック・スーツケースの対処方法はこちら▼

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