子供が小さくても、親だって旅行にいきたいものです。
そんなときにバスツアーの案内を見ると、ちょっと行きたくなります。
でも、「バスツアーに子供と参加したらうるさいと思われるかも」みたいな不安もあったり。
そこで、この記事ではバスツアーに子供と参加したらうるさいと思われるか検証していきます。
また、あわせて、
- 何歳からバスツアーが可能なのか
- バスツアーに参加するときの注意点
も解説していくので、参考にしてみてくださいね。
バスツアーで子供がうるさいと迷惑!?
迷惑に思う人も多い…
バスツアーに1~3歳くらいの小さい子供が参加すると、残念なんですが迷惑に思う人も多いです…。
自分の子はかわいいかもしれませんが、やっぱり他人の小さい子供が騒がれたり泣かれたりするとうるさいと思ってしまいます。
特に帰り道でみんな疲れて眠っているなかで、グズりだしたら最悪なことに…。
ツアーはいろんな人の寄せ集めです。
そんないろんな人がいるので、なかには露骨(ろこつ)に嫌な顔をする人もいます。
まあ、そんな嫌な顔をする人の気持ちを代弁すると、まさか小さい子供が参加するとは想定してなかったのかもしれません。
そんな想定していないのに子供に騒がれると、やっぱり嫌に思ったりします。
また、本当に小さい、1歳や2歳の子供だとおむつ交換の可能性もあったりします。
バスは基本的に密室なのでニオイがすると、やっぱり他の人が嫌がったりするもの。
なので、私個人的にはもっと子連れに寛容(かんよう)な社会になってほしいとも思いますが、現実では不快に思って、下手したら怒られたりすることもありえるんです。
子連れが少ない可能性も高い
ツアーにもよりますが、新聞などにのっているようなバスツアーは子供向け、子連れ向けであることが少ないです。
また、一般的なバスツアーには、子育てが一段落してという比較的年配の人が参加することも多い傾向にあります。
つまり、一般的なバスツアーに参加するのは、子連れには敵地に乗りこむようなアウェイ感があったりするものです。
そんなアウェイな雰囲気では、子供がうるさくするとかなり気をつかうと思いますよ。
2~3時間はバスに乗りっぱなしのツアーが多い
バスツアーは2~3時間くらい休憩なく移動することも多いです。
小さい子供がそんな長時間も座っておれなかったりします。
また、基本的にシートベルト着用なので、小さい子供は長時間シートベルトをしめておくのも嫌がるかもしれません。
そして、バスで移動するので、どうしても渋滞することもありえます。
そんなふうに渋滞してしまうと、さらに長い時間座っている必要が…。
子供さんの成長の具合にもよりますが、長時間座っておくのは小さい子供にはキツイでしょう。
子供が楽しんでいるかどうかわからない
子供が小さいと、そのツアーを本当に楽しんでいるかどうかわからないものです。
確かに幼児にもいろいろな体験をつませてあげたい気持ちもわかります。
でも、実際問題、本当にその子が楽しんでいるかどうか微妙だったりすることも…。
もちろん楽しんでくれるケースも多々あるとは思いますが、子供は近所の公園に行ったほうが喜んだりします。
やっぱり子供が楽しんでないとグズってしまって、「うるさい」と思われる引き金になるかもしれないんです。
親も楽しみきれないかも
小さい子供と参加すると、親も楽しみきれない可能性があります。
小さい子供がいると、
- 周りを気づかって疲れる
- 子供の世話で疲れる
- 観光地に到着してもおむつ交換など子供優先になってまわりきれない
なんてことがあったりします。
やっぱり小さい子供連れだと、もし子供がおとなしくしていても、親が疲れるものです。
バスツアーに子供は何歳から参加してもいい?
バスツアーは何歳から?
では、バスツアーに子供は何歳から参加できるのでしょうか?
これは何歳からというより、周囲にあわせて行動できるようになってからが望ましいです。
参加予定のバスツアーに〇〇歳以上という規定がない場合、特に制限はない場合が多いです。
でも、他のツアー客から「うるさい」と思われないために、周囲にあわせて行動できるようになってからの方がいいでしょう。
また、トイレに自分で行けるかどうかも大切。
やっぱりオムツだとニオイなどで迷惑をかける可能性もあるからです。
そうなると、5~6歳くらいの小学生入学前後くらいになると
- 大人しく乗り物に乗れる
- トイレも自立している
の子供さんも増えてきているので、それくらいからがいいのではないでしょうか。
もちろん個人差があって、小学生低学年でも騒がしくして周りのツアー客に迷惑をかけたケースもあるので、お子さんの性格を見ながら参加するかどうか決めてくださいね。
参加できるかどうかをどう判断する?
個人差があるなら、どんなふうに判断したらいいのでしょうか。
それは、
- 普段からバスや電車など公共交通機関に乗ったときの様子
- 保育園や幼稚園のバス遠足の様子
- 普段から親の言うことをを聞き分けれるかどうか
などから判断するといいです。
もちろん長時間バスに乗ることとは違いますが、ある程度予想はたてれると思います。
実際わが家も2~3歳のときはバスは控えていました。
保護者同伴の保育園のバス遠足でワーワー言っていたし、聞き分けもなかったので、ダメだと判断したからです。
また、日頃から自家用車などで長距離移動して慣らしておくのもいいです。
これもわが家のケースではありますが、わが家は小さいときから自動車に乗って旅行することも多かったので、長時間座っていることには慣れていました。
なので、4歳のときから2~3時間ほどかかる高速バスにチャレンジしてみましたが、比較的静かに過ごしていたと思います。
もちろん子供なので多少はうるさかったかもしれませんが、大声で奇声をあげたり泣いたりということはなかったです。
私が乗ったときは、大人二人連れの会話の方がうるさかったくらいでしたよ。
もし子供が周りに合わせられないようなら
もし周りに合わせられないなら、バスツアーはやめて、
- 自家用車やレンタカー
- 祖父や祖母に子供を預ける
- 子供向けバスツアーに参加
などの手段で旅行を楽しまれたらいいと思います。
自家用車やレンタカーで行くと、自分達のペースで行けるので子供にも合わせやすいです。
近場に祖父や祖母がいるなら、相談して子供を預かってもらうのもいいでしょう。
普段から仲良くしているなら、こんな旅行のときにも頼りになります(笑)
祖父母と普段から仲良く行き来しているのなら、子供のあつかいにも慣れているでしょうしね。
また、子連れでも参加しやすいバスツアーも多くあります。
『お住まいの地域 子連れ バスツアー』などと検索すると、旅行会社のサイトがでてきます。
もしかしたら、そのようなバスツアーは人口が多い都市部にしかないかもしれません。
でも、田舎暮らしであれば、自家用車を持っている場合も多いと思うので(通勤や買い物するのに必要なため)、車で旅行に行かれたらいいのではないでしょうか。
私の友人も田舎暮らしなので、「子連れ向けバスツアーに参加したくてもできねぇ…」となげいていました(笑)
でも、自分の車でいろんなところに旅行に行っているみたいですよ。
もし子供とバスツアーに参加するなら
できるなら子供も席をとったほうがいい
もし子供と一緒にバスに行くときに、できるなら子供も席をとったほうがいいです。
バスツアーは長時間座るので、親の膝の上では子供も辛かったりします。
また、親自身が長時間子供を膝の上にのせておくのも大変です。
バス内でお昼寝などもしやすいので、できるなら子供も席をとったほうがいいと思います。
私も高速バスを利用するときは、お金がかかりますが、子供の席もとるようにしていますよ。
バスの中でグズったりしないように対策グッズを
子供がバスの中でグズったりしないように、対策グッズを用意しておきましょう。
例えば、
- 絵本
- おもちゃ
- 子供用のゲーム
- パズル
- お絵かき帳
- 子供向けのスマホアプリ
などなど、その子供さんの性格に合わせて用意してあげてください。
また、子供はあきっぽいので、一つだけの対策ではすぐにあきる可能性もあるので、複数のグッズを用意しておいたほうがいいでしょう。
次の記事は高速バスで子供の暇つぶし方法を数多く紹介しているので、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
着替えや捨てていいタオルなども用意しておく
着替えや捨てていいタオルなども用意しておくといいです。
子供が酔って吐いてしまうと服が汚れることも…。
服が汚れると、当然ながら着替えも必要になります。
また、着替えだけでなく、捨ててもいいタオルを用意しておくと、サッとふけたりして便利です。
タオルがあると、吐いたときだけでなく不意にジュースなどをこぼしたときなどにもさっと対応しやすくなります。
このように使い古したタオルでいいので、用意しておくと便利ですよ。
ウェットティッシュ、ビニール袋なども多めに用意しておく
ティッシュやウェットティッシュ、ビニール袋なども多めに用意しておくといいでしょう。
子供はお菓子や食べ物、飲み物などをこぼしたりするものです。
そんなときに、ウェットティッシュがあれば、サッとふきとれます。
ビニール袋は子供が酔ったときにも使えますし、こぼしたお菓子を入れたりしてゴミ袋としても使えるので用意しておいたほうがいいです。
衣服が汚れたときも、汚れた衣服を入れれますしね。
ツアー会社に内訳を聞いたり相談したりする
心配ならバスツアーの会社に、幼児がいるのかなど内訳を聞いておくのもいいでしょう。
幼児が多いようなツアーなら、少々程度ならうるさくしても大丈夫だったりしますしね。
やっぱりその時その場のメンバーによって、子連れの居づらさは変化するものです。
また、旅行会社に相談してみてもいいと思います。
同じようなツアーで自分の子と同じくらいの子供がいても、
- 居づらくなかったか
- 子供も楽しめていたか
などを聞けば参考になるのではないでしょうか。
トイレはしつけしておく
もしバスツアーに子供と参加するなら、トイレはしつけしておいたほうがいいです。
例えば、親が「トイレに行こう」と言ったときは、必ず行くようにしつけしておく感じ。
ツアーのバスは必ずしも、トイレがあるバスとは限りません。(もちろんできたらトイレ付きバスのツアーに参加したらいいのですが…)
子供さんによってはトイレに誘っても「大丈夫、行かない」と嫌がりますが、子供は大人からするとわけのわからないタイミング(笑)で「トイレに行きたい」なんて言いだします。
なので、休憩時にトイレに必ず行くようにしつけしておきしょう。
まとめ
バスツアーに子供と参加することはうるさいかどうかを検証して、
- いつから参加できるのか
- 子供とバスツアーに参加するときの注意点
を解説しました。
私自身、もう少し子連れに優しい世の中になってほしいと思いますが、現状はそうはなっていないことも多いです。
でも、逆に「世の中捨てたものでもない」と思うことも多々あります。
近所のおばさんが子供に優しくしてくれたりとか。
いろいろなことがある世の中ですが、子育ては親自身もマナーなど様々なことが学べて成長できます。
子育てがんばってくださいね。
この記事が子供とのバスツアーの参考になれば幸いです。
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