一緒に旅行に行った友達が嫌いになった…。
そんなことってあります。
旅行に行く前は楽しみだったのに、その友達と旅行した後はグッタリして帰ってきたり(笑)
なかなか友達との旅行って難しいですね。
そこで、この記事では旅行で友達を嫌いになった理由を整理して、その対処方法を解説していきます。
旅行で友達が嫌いになった!その理由は?
長時間一緒に過ごすから
旅行に行くと長時間一緒に過ごすようになります。
そうすると、どうしても相手の嫌な部分が見えやすくも…。
旅行は楽しいものですが、やっぱり精神的にも身体的にも疲れます。
人間疲れると、どうしても嫌な部分をでてしまうものです。
その友達の人間性や性格、裏の顔などの負の部分がよくわかったりします。
例えば、
- 意外と短期
- せかせかしている
- のんびりしすぎ
- すぐに不機嫌なる
- ワガママ
- 意外と自己中だった
などがわかります。
他には、移動中なぜかずっと無言とか(笑)
こんなふうに長い時間を一緒に過ごすので、お互いの負の部分が見えやすくなって、友達を嫌いになってしまうんです。
お互いの価値観の違いから
お互いの価値観の違いもよくでるのが旅行です。
その友達と普段仲良かったとしても、価値観は異なります。
家族など育ってきた環境がその友達と違うのですから当たり前です。
金銭や時間の感覚も違いますし、その人の考えている常識なども違います。
例えば、
- せっかくの旅行だから贅沢(ぜいたく)したい人もいるし、できる限りお金を使いたくない人もいる
- のんびり行動したい人もいるし、きっちり時間を決めて行動したい人もいる
- 順番待ちしても体験したい人もいるし、順番待ちが嫌だという人もいる
- お土産をゆっくり選びたい人もいるし、お土産を買う時間が無駄に思う人もいる
などなど人によって価値観は様々です。
価値観の違いが旅行などで一緒に行動すると、気づきやすくなります。
だから、旅行で友達を嫌いになったりもするんです。
普段の生活習慣が異なるから
旅行で友達を嫌いになるのは、普段の生活習慣が異なるからというのも大きいです。
旅行だと起きて寝るまで一緒にいるので、普段の生活習慣の違いが気になったりします。
- 洗面所や風呂の使い方
- 寝具の使い方
- お風呂に入る順番
- 寝るときの照明の具合
- 寝る時間
などなどその人によって違います。
私も友達と旅行に行ったとき、洗面台の使い方が汚くて、ユニットバスの排水口が髪の毛びっしりでビックリしたこともありました(笑)
また、私が夜に早く寝すぎて、「もっと語り合ったりご飯を食べに行ったりしたかった」と友人から言われたこともありました。
そのときは疲れていて7時~8時くらいの間に寝てしまったので、友人からするとお子様すぎたかもしれません(笑)
このように旅行では、普段遊んでいるときに見えていない生活習慣が見えてしまうので、嫌いになってしまうんです。
旅行前の準備なども友達は人任せにしていた
旅行前の準備などをほとんどを人任せにされてしまうと、何かモヤモヤしますよね。
そのくせ、いざ本番の旅行ではわがまま言いたい放題だと、やっぱりイラッとするものです。
そして、
- ちょっと間違えると怒る
- 「このホテルではなく、あっちのホテルが良かった」と言う
- 自分の行きたいところには長居して、別の場所に行くと不満そうな顔をする
などとされると、「じゃあ、もっと自分でプラン考えろよ!」と思ってしまいますよね。
私も「電車やバスの時間を調べ方がわからないから」と友人に言われ、結局私が全て調べたことがありました。
私は人間できていないので、正直、
- 「調べ方がわからないって子供か!」
- 「私は旅行会社ではないんだ!」
と思ってしまいました(笑)
グチや恋人の話ばかりされると…
旅先では友人との会話も楽しいものです。
でも、その会話も普段のグチや恋人の話ばかりされるとうんざりします。
私ではないですが、私の友人で一緒に旅行に行った人が、恋人の話ばかりして、夜は恋人とラインや電話ばかりされたことがあったそう。
「いろいろと語り合ったりするのが、旅の楽しみなのに…」と複雑な気分になったそうです。
ああ、友達と旅行に行くのって意外と難しいですね(笑)
旅行に友達と二度と行かないと思ったときの対処方法は?
友達関係を切ってしまうのは…
その友達と旅行に行って嫌いになった場合、友達関係を完全に切ってしまうのはどうなんでしょう?
もちろん、よっぽどひどいことされたら仕方ないのですが…。
実は私には友達と旅行に行って嫌いになるような出来事があってから、「こちらはその友達に気をつかう必要がない」とわかり、楽に付き合えるようになったケースもあります。
このように、完全に切らずとも友達との付き合いは可能です。
完全にその友達との関係を切ることで、それにくっついてきて面倒くさいことも起きたりしますしね。
例えば、その友達との関係を切ることで、別の友達との関係もおかしくなったりするもんです。
確かに旅行で友達の嫌な部分が見えたとは思いますが、それはその友達の一要素でしかありません。
完全に切ってしまうのではなく、距離を少し置く感じにしてみるのはどうでしょう。
せっかく旅行までは仲良くしてきたのですしね。
距離を少し置く方法
一番簡単な距離の置き方は、『旅行に一緒に行かないようにすること』です。
その旅行までうまくいっていたのだから友人関係だったと思います。
なので、今まで通りの付き合い方はして、次から二人では旅行に行かないようにするだけです。
もちろん嫌いになるくらいですから、今までと同じような感じでは接しにくいと思われているかもしれません。
でも、今まで通りの付き合い方をしようとすると、意外に今までと同じ感じで接せれたりするものです。
旅行で嫌いになることをされたとはいえ、やっぱり今まで積み重ねてきた関係性もありますからね。
そうすると、良い意味の距離感で付き合いができたり。
せっかくの友人関係です。
よっぽど嫌いになった以外のときは、一緒に旅行に行かないくらいの距離感で友人関係を再構築されたらどうでしょう。
友達だけが悪いとは思わない
旅行でその友達を嫌いになったときに、その友達だけが悪いと思わないようにしたほうがいいです。
相手だけが悪いと決めつけて、その友人の人格や性格まで否定してしまうと、イライラが加速してして必要以上に疲れてしまったりするもの。
悪口を言ったり思ったりすると、どうしても感情が乱れるので自分のエネルギーを多く消費して疲れてしまうんですね。
そこで、謙虚に「自分も悪いところがあったかも…」と思うことで、イライラを加速することを防ぎやすくなります。
謙虚さは自分の心を救うことにもつながるんですね。
なんだか道徳じみた話になってきてますが(笑)、こちらが大人になって謙虚に考えることで相手の悪い部分を指摘するような負の感情を抑制することができます。
正直な話、そんな旅先で嫌いになってしまった友人のことをモヤモヤ考えて、こちらが必要以上に疲れるのってバカらしいように思います。
そこで、謙虚に相手だけが悪いと思わないようにしましょう。
不思議ですが、それだけでイライラが加速しにくくなって、自分の心持ちもマシになりますよ。
また、イライラが加速しないためには、次に紹介する『1つ勉強になったと思う』ことも有効なので組み合わせてみてくださいね。
1つ勉強になったと思う
旅行で嫌いになった友人のことを、『1つ勉強になったと思う』ことでモヤモヤした思いを消化しやすくなります。
ある個人を嫌いになるという経験って意外としないもの。
あきらかに変な言動や行動を言う人には近づかないようにするので、そもそも友人にならないですしね。
今回旅行で友達を嫌いになる経験をしましたが、ある個人を嫌いになるくらい(笑)、かなり人間の勉強になったとも言えます。
また、誰かと一緒に旅行に行くのは、
- 旅の目的や行動の仕方が近いことが大事
- 趣味があうことも大切
- お互いのことを理解していないと大変
ということもわかったはず。
これらの経験は、今後の人生で財産になります。
この経験があるから、もし他の別の友人と旅行に行った場合の事前相談などもスムーズにしやすくなりますし、その別の友人と行っても大丈夫かどうかの判断もしやすくなっているはずです。
そして、『今後一緒の旅行に行くとヤバい友達像』が自分なりに整理もできたでしょう。
例えば、
- 人任せ過ぎる人は嫌
- 時間や金銭の感覚が違いすぎると嫌
- なんでもきっちりすぎると嫌(逆にルーズすぎると嫌)
などとわかってきます。
今回経験したことは、これからの人間関係にかなり活かせることができるはずです。
なので、今回の友達が嫌いになった経験は、1つ勉強になったと思いましょう。
もしかしたら旅行の代金ももったいないと思われていたかもしれませんが、勉強代だと思うと少しはマシに感じれるものですよ(笑)
その友人は旅行とはそんなものだと思っているので…
嫌いになるような行動を友人をとったのは残念です。
でも、そもそもその友人も悪気なく、あなたが嫌いになるような行動をとった可能性もあります。
例えば、もしその友達が家族としか旅行に行ったことがなければ、家族ならわがままばかりでも通用するものです。(わがままばかりだと、その家族もたまらないのですが 笑)
もしくは旅慣れていないので、一緒に行く場合の旅行のマナーなどもわかってなかったのかもしれません。
なので、そもそもその友達にとって、「旅行とはそんな行動をとってもいいものだ」と思っているかもしれないんです。
それは、世間知らずなので、ある意味かわいそうだと言えます。
だって、今後苦労する可能性が高いですもんね。
その友達は「旅行でそんな行動しても大丈夫」と思っているかもしれないと考えて、それならば仕方ないと思いましょう。
相手を変えることは難しいですし、その友人のことを必要以上に考えても疲れるだけですしね。
もしその友達と再度旅行に行くなら
その友人の性格などが変わらない限り、旅行は一緒にいかないことををおすすめします。
でも、その友達から再度旅行に誘われて、断りきれない場合もあるかもしれません。
もし、再度その友達と旅行に行くなら、その友人とちゃんと話し合ってから旅にでるようにしましょう。
例えば、
- 役割分担を決めておく
- 旅の日程などもお互いまかせあいにせずに一緒に決める
- 以前旅行で不愉快(ふゆかい)になったことを伝え、「嫌いになりたくないからといろんな取り決めをする」と伝える
- まかせたことの文句は言わない(「まかせた決断をしたのはその友達自身だから」と伝える)
- ワガママ禁止(笑)
などをちゃんと話し合ってから旅行に行くようにした方がいいです。
そして、一緒の部屋でなく、割高ですがお互いシングル部屋をとるようにしてもいいかも。
まあ、そこまで取り決めしていたら、その友達が「もう旅行はいい」と嫌になるかもしれませんが(笑)
でも、それくらいしないと、また同じことの繰り返すだけです。
また、その友達を含めたグループで行く場合も、その友達とも行ってもいいかと思います。
ただ、その際もその友達を巻き込んで、ちゃんと話し合いをするようにしましょうね。
どうしても許せないのなら…
上記のような説明を聞いても、その友達のことを「どうしても許せない」と思うなら、疎遠(そえん)になってもいいかもしれません。
それくらいの思いがあるなら、今後一緒に行動するのもきついと思いますしね。
その友達と疎遠になるには、
- 遊びに誘われてもやんわり断る
- ラインやメールの返事なども適当にする
- こちらからは連絡をとらない
などを繰り返していれば自然に離れていくものです。
また、その友達の人格や性格を否定するような言葉をつかって、相手との関係を切るようなことはやめた方がいいと思います。
その友達から変に恨まれたりしてもバカらしいですからね。
少しドライに感じられるかもしれませんが、交友関係を切るときは将来恨まれてジャマされないような関係の切り方をすることも大切ですよ。
まとめ
旅行で友達が嫌いになった理由を整理して、その対処方法を解説しました。
記事内でも書きましたが、おすすめの方法は少し距離をとることです。
距離をとってその友達を見てみると、いい部分も再度発見できたりすることもありますよ。
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