新入社員なんだけどリュックを使いたいけど、大丈夫なんでしょうか…?
そんな疑問を持ったりしますよね。
やっぱりリュックだと両手が空くし、手でカバンを持つより持ち運びも楽だったり、なかなかカバンとして優れていますし。
学生のときにリュックを使い慣れていたら、「手持ちのビジネスバッグは意外と使いにくい」なんて感想を持つものです。
でも、新入社員がリュックを使うのってどうなんでしょう?
使っているビジネスマンもいますが、使っている人も多いわけではないですし…。
そこで、この記事では新入社員がリュックを使って大丈夫かどうかを解説していきます。
後半にリュックをどうしても使いたい場合のときも解説していますので、この記事を読んで新人生活に役立ててくださいね。
新入社員がリュックをしていくのはどうなの?
新入社員がスーツでリュックは…
早速ですが結論からお伝えすると、新入社員がスーツでリュックを使用するのはやめたほうが無難かと思います。
確かにビジネスリュックをしているビジネスマンも増えているし、エースなどの有名なカバンメーカーもビジネス仕様のリュックを販売している状況です。
だから、新入社員ではなく、ある程度年数を勤めている先輩社員さんがビジネス仕様のリュックを使うなら大丈夫かもしれません。
(もちろん先輩社員さんでもカジュアルリュックや登山用のリュックなどはダメでしょう。)
でも、新人であるあなたはやめておいたほうがいいと思います。
新入社員はちょっと変に見える行動をしたら、周りからツッコミをくらいまくる存在だからです。
新入社員は平社員のなかでも最下層に位置づけるポジション。
つまり、会社という階級社会の超最下層(笑)が新入社員なんです。
新入社員には少々の失敗しても許されるというメリットもあるのですが、変な行動をしてしまうと容赦(ようしゃ)なくツッコミをされるデメリットもあります。
「仕事にリュックって大丈夫かな?」とあなたが思うくらいですから、新人がリュックをするのは変に思う人も結構いるかもしれないんです。
周りは入りたての新人を見ていないようで、意外と新人さんの行動を見ているもの。
そして、新入社員のときからの信頼の積み重ねで、徐々に重要な仕事をまかされていくものです。
でも、新人のうちに変な行動をとってしまうと、最初の信頼が積み重りにくくなって、出世もしにくくなる流れができてしまいます。
なので、新入社員はできるなら、リュックの使用は避けたほうが無難でしょう。
また、最初に行く新人研修なども、社風がよくわかっていない状態だと思うのでリュックで行くのはやめたほうがいいと思います。
(ちなみに下の記事はリュックではなく、就活で使ったリクルートバッグを就職後どうするか解説した記事なので、よければあわせてお読みくださいね。)
次の項目で新入社員がリュックをやめたほうがいい社会的背景をさらに詳しく整理していきますね。
新入社員がバッグをリュックにするのをやめたほうがいい理由
リュックの認識が…
リュックは確かに便利ではあるのですが、残念ながらリュックはフォーマルなものという認識が浸透していません。
多くのカバンメーカーからビジネス用のリュックも出てきている現状ですが、まだまだ否定的な意見を持つ人も多いんです。
例えば、
- スーツにリュックはダサい
- リュックって学生気分のままのように見える
- リュックは仕事でなくて遊びで使うもの
- リュックは置くと形がくずれるのでマナーが悪く見える(最近のビジネスリュックは違うのですが…)
など様々なところで否定的な意見も多くみられます。
年齢が高い人から見ると違和感がある
リュックは年齢が高い人から見ると、違和感があるようです。
年齢が高い人にとって、仕事で使うカバンにリュックを使う発想そのものがなかったりします。
そんな違和感があるような印象だと、ゼロからではなくマイナスの印象からのスタートになってしまいますよね。
上司や先輩社員から、変に見られたら仕事がしにくくなるものです。
『リュックを使ってはいけない』と明確に決まってはいませんが、仕事にリュックは世間的になんとなく非常識な感じがするものでもあります。
新人が身につけるには、チャレンジしすぎている感じのものがリュックといえるのではないでしょうか。
スーツが傷みやすい
リュックをスーツに着用するとスーツが傷みやすくなるのも、ビジネスにリュックが不向きと思われる理由になってます。
スーツにリュックをつけると、どうしてもシワができて型崩れしまいますし、スーツの肩や背中の部分が傷みやすいです。
また、肩に毛玉もできやすくもなります。
型崩れしたヨレヨレのスーツで仕事していたら、やっぱりお客さんから「大丈夫かな?」と思われるもの。
新入社員のうちは、ただでさえスーツの扱いにもなれていないのに、リュックを使用することは難易度が高すぎるかもしれません。
他に覚えなければいけないことも山積みだと思いますしね。
どうしてもスーツで新人がリュックをしたいのなら
一度聞いてみるのが…
自転車通勤をするなどの事情があって、どうしてもリュックを使用したい場合もあると思います。
そんなときは、一度会社の上司や同僚などにたずねてみるのが無難です。
もちろん、いきなりリュックで出社して、なし崩し的に使用を認めさせることもできるかもしれません。
でも、リュックを使うことに上司や先輩がどう思うかの方が大事です。
なし崩し的にリュックの仕様を認めさせても、「なんだ、こいつは…」と思われてしまったら仕事がやりにくくなります。
ましてや、まだまだわからないことが多い新人です。
どうしても上司や先輩社員に頼らなくてはいけない場面も多くあると思います。
そんなときに「こいつはリュック野郎」なんて思われていたら、人間なのでどうしても丁寧に教える気分になれなくなるものです。
なので、リュックを使用したければ、上司や先輩に相談してみましょう。
おそらく明確に社内規定などで決まっていないケースがほとんどだと思うので、会社や部署の雰囲気や上司の判断にまかせられるとは思います。
もし相談した結果、リュックがダメと言われても「規定で決まっていないのに、なぜリュックがダメなんだ!」なんて思わず、素直に従いましょう。
新人といえども意見を言ってもいいと思いますが、戦うべき場面は別にもっとあるはずです。
なんというか、リュックごときに(笑)、労力を使わないほうがいいと私個人的には思います。
(まあ、リュックに対してすごいこだわりや愛着があるなら別かもしれませんが…)
先輩がリュックをしてきているかどうかでも判断する
もしあなたが勤めている企業がかなりお固そうな社風であれば、そもそも「リュックって大丈夫ですか?」的な質問すること自体があなたの評価を下げることになりかねないです。
そんなときは先輩がリュックをしてきているかどうかでも判断できます。
新人は変な質問をするものだと認識されているとは思いますが、できたら「こんなこと聞きやがって」と思われないほうがいいですよね。
先輩がリュックで来ておらず、お固めの社風や雰囲気を感じられるなら聞くこと自体をやめたほうがいいかもしれません。
また、もしあなたの勤めている会社がやわらかい雰囲気の会社であれば、先輩がリュックで来ているなら大丈夫かも。
もちろん、そんな会社に勤めていても、上司や先輩に相談してからリュックの使用を決めたほうが無難ではあると思います。
選ぶなら2WAYや3WAYのシンプルなデザイン
もしリュックを使用することになって選ぶのなら、ビジネスタイプに3WAYや2WAYのものを使うようにすると便利です。
やっぱり取引先などちゃんとした場所に行くときは、手持ちのビジネスカバンスタイルで行きたいもの。
なぜなら、お客さんや取引先がリュックに対してどんな印象を持つのかわからないからです。
そして、通勤時や移動時はリュックタイプにして移動の負担を減らす感じです。
また、仕事場に持っていくのなら、
- ブラックなど無難の色
- シンプルなデザイン(ビジネス仕様はシンプルなものがいいと思います)
- ナイロン素材(革は雨に弱いので)
- 薄いマチのもの(マチが大きいとカバンの容量も大きくなるのですが、どうしてもリュック感がでてしまいます。)
- PCを収容できるもの(自分の使っているPCのサイズを把握して購入しましょう)
のものを選んだほうがいいでしょう。
買うのならちゃんと試着する
ビジネスリュックを買うときは、試着してから買うようにしましょう。
バックは服と同じで実際に身に着けてみないと、サイズ感がわからなかったりするものです。
例えば、小柄なのに大きなリュックを背負っていると、リュックと身体のバランスがおかしく見えます。
まあ、プライベートなら大丈夫なんですが、バランスがおかしいとどうしてもカジュアル度があがってしまいます。
また試着することで、つけ心地などもわかることも大きいです。
特に3WAYや2WAYのバッグを買うのなら、リュックの作りがイマイチでつけ心地が悪いものもあったりします。
つけ心地が悪いと、せっかく3WAYのリュックを買ったのに、リュック機能を結局使わなかったなんてことも…。
実際私も3WAYの安物のリュックを試着せずに買ってしまいました。
そうしたら、リュック機能の使い心地が恐ろしく悪かったので(笑)、ほとんど使うことはなかっです。
こんなことがあるので、ビジネスリュックを買うときは試着してから購入するようにしましょう。
新入社員もリュックを通勤でのみ使うなら…
新入社員もリュックを通勤でのみ使うなら大丈夫かもしれません。
その場合、お客さんのところに行くため用にビジネスバッグをロッカーなどに入れておくといいです。
例えば、私が以前勤めていた企業は通勤時はどんなカバンでも(カジュアルリュックでも)OKでしたが、お客さんのところに行くときはリュックはNGでした。
ビジネス的な見た目のビジネスリュックだとしても、やっぱりリュックはどうしてもカジュアルなイメージがありますしね。
ただ、このように通勤時と実際の仕事時で違うカバンを利用する場合は、財布や携帯などの貴重品の入れ替えを忘れたりしがちです。
なので、通勤時と帰宅時には、荷物チェックの習慣をつけたほうがいいでしょう。
私もよく会社に財布を忘れて、バツが悪い感じで取りに帰っていましたよ(笑)
また、通勤時といえどもお固めの会社であれば、カジュアルリュックだと良い印象をもたない人もいるかもしれません。
世の中には「通勤時から社会人らしい格好を」的に思う人もいるものです。
なので、こんな固い会社であれば通勤時もシンプルなデザインのいわゆる『ビジネスリュック』と呼ばれるものにして、外回りのときはビジネスカバンで行くようにしたほうがいいでしょう。
まあ、ここまでしなければいけないような社風であれば、リュックを選ぶのではなく普通のビジネスバッグで通勤した方がいろんな意味で無難かも(笑)
そんな場合で、どうしても通勤の事情などでリュックを背負う必要があるなら、3WAYなどのタイプを利用するといいと思います。
まとめ
新入社員のリュックの使用について解説しました。
ビジネスリュックを多く販売されているとはいえ、新入社員はリュックはやめたほう無難だということでした。
社会って合理的なように見えて、非合理な部分も多くあります。
たかがリュックともいえますが、いろいろ考えさせられますね~(笑)
新入社員でいろいろ大変なことも多いと思いますが、非合理だからこそ逆にいいこともあるのが世の中なのでがんばってくださいね。
▼その他の新入社員できついと思うときなどの対策についてはこちら▼
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