幼稚園でおとなしい子はダメなんでしょうか?
わが子が幼稚園でおとなしく過ごしていると、ちょっと心配になったりもします。
そこで、この記事では、
- 幼稚園で大人しい子供はダメなのか?
- 内向的な子供の育て方
についてお伝えしていきます。
この記事を読んで、お子さんへの接し方のヒントにしてみてくださいね。
幼稚園でおとなしい子供はダメなの?
やっぱり活発な子に比べて…
幼稚園でおとなしい子供より、やっぱり活発な子の方が先生の目にとまりやすいです。
活発な子供は発言も多くするので、当然ながら先生もおとなしい子供に比べて対応する回数も多くなります。
親からするとおとなしい子供にこそ目を向けてほしい気持ちもあるとは思いますし、先生も配慮しようと努力もされているとは思いますが、どうしても難しい部分もあるもの。
補助の先生もいるとは思いますが、それでも完全に1対1の対応をすることが難しかったりするので、活発な子供を無視するわけにもいかないからです。
このような感じなので、どうしてもおとなしい子供と活発な子供を比べると、先生からの対応に差が生まれやすくなることもあります。
おとなしいかもしれないけど、良い部分もある
上で書いたように幼稚園の対応にどうしても差ができることもありますが、おとなしい子供さんの良い部分もあります。
例えば、
- おとなしいということは、手がかからないということでもある(逆に落ち着きがないタイプは手がかかる)
- 先生もおとなしい子供が好きな先生もいる
- おとなしい子供は観察力がある子供も多い
- ママ友の家に行ってもおとなしいので、大歓迎だったり(笑)
など良い部分もあるんです。
実は積極的な子供を持つ親も…
また、実は積極的な子供を持つ親は親でいろいろと悩みがあります。
例えば、
- アピールが大きすぎて、恥ずかしく感じたりする
- 「たまには他の子供の気持ちになって、ゆずってあげなよ」などと思う
- 積極的過ぎてお友達から総スカンされてしまうこともある
など、活発な子供を持つ親もいろいろ悩みがあるんです。
こんな感じでそれぞれの親でいろいろ悩みもあるものなので、おとなしい子供さんの悪い部分ばかり気にせず、良い部分に着目してあげることも大事ともいえますね。
幼稚園でおとなしい!内向的な子供の育て方は?
子供ができたときは大げさにほめてあげる
子供さんがおとなしいのは、『自信がないからおとなしい』ということもありえます。
なので、子供さんが何かできたときなどに、大げさにほめてあげるのもいいです。
大げさにほめてあげることで、「自分はできる」と気付いて、それによって自信もできます。
簡単なお手伝いなどを何でもいいので、できてほめられた体験を繰り返すと、徐々に自信もついてくるものですよ。
成長を期待し見守る
子供さんの成長を期待し、気長に見守る姿勢も大事。
あせってしまって子供に厳しい指導をしてしまうと、逆効果だからです。
特におとなしい性格のお子さんは厳しくしかってしまうと、かえって萎縮(いしゅく)してしまいます。
他の子供と比べたりせず、もし比べるなら半年前や1年前の子供さんと比べて成長したことを感じることです。
なにかモヤモヤしてあせってしまう気持ちもわかるのですが、『あせるのは逆効果』と自分に言い聞かせて、気長に成長を見守ってあげましょう。
長所をのばしてあげる
おとなしいわが子を見ると、「損している」と思うこともあるかもしれませんが、おとなしい子供にも長所はあります。
そんな長所をのばしてあげる感じで接してあげるといいでしょう。
例えば、おとなしい子供は観察力がある子供も多いです。
口数が少ないかもしれませんが、周りをよく見ているから、精神的に早く大人になったりします。
また、おとなしいということは、『温厚で落ち着きがある』ともいえます。
そんな長所の部分を伸ばしてあげる関わり方をしてみましょう。
自分の子供の長所がよくわからない場合もあるとは思いますが、それは『長所を見ようとしていなかっただけ』だったりします。
そんな自分の子供の長所がよくわからない場合は、「この子のいいところはどこだろう?」と観察してみるといいです。
それぞれのお子さんで必ずいい部分があるはず。
そんな長所に気づいてあげて、ほめてあげるだけでも、長所を伸ばしてあげることができますよ。
スポーツをしたら変わる可能性も
「おとなしい性格を改善させてあげたい」と思っているのなら、習い事でスポーツをやってみるのはどうでしょう。
多くの先輩ママさんが「武道やスポーツなどをしたら、自信もついて積極的になった」なんていっています。
なので、武道やスポーツの習い事をするのも一つの手かもしれませんね。
スポーツをすると自信がつくだけでなく、先生や周りの子供とも自然にコミュニケーションもはかれますしね。
きちんとできているのなら母親がわかってあげる
幼稚園での活動などきちんと子供なりにできているのなら、母親がわかってあげることも大事です。
もしかしたら幼稚園の先生から話しかけられることは少ないかもしれません。
でも、そのことを逆に考えると、『手がかからないから、話しかけないだけ』ともいえます。
落ち着きない子はやっぱり手がかかるので、どうしても先生も関わる必要がでてきますしね。
先生から話しかけてくれなくても、ちゃんと母親が見てあげて、できたことなどをほめてあげましょう。
そうすることで、母親からの愛情を自然に感じることができて、自信も少しづつついてくるものですよ。
言うときは言うように導いてあげる
これも気長な姿勢が必要なことですが、言うときは言うように導いてあげることも大事です。
例えば、
- 「あなたが声をかければ、先生もできたと安心できる」
- 「あなたはできているんだから、もっと自信をもって話していいんだよ」
などと言ってあげる感じです。
もちろん言ってもすぐには変わらないものなので、長い目線で見てあげてくださいね。
子育ては種まきと同じで、長期的な目線で育つの待つことも重要です。
自分の背中を見せる感じも
おとなしい性格を少しでも改善させたいのなら、親が自分の背中を見せる感じも大切なことです。
自分や夫が積極的な姿勢を子供に見せてあげて、「自分も積極的に行動してもいいんだ」とわかってもらう感じです。
見本を見せてあげることで、「やってもいいんだ」と恐怖心も自然に取り除けたりもします。
自分ができていないことを子供に求めても仕方がないものです。
子供に直したい部分があるのなら、まずは親であるあなたが実践することも大事なことだと思います。
まとめ
幼稚園でおとなしい子供の接し方をお伝えしました。
記事内で何度もお伝えしましたが、気長な姿勢が大事です。
おとなしいかもしれませんが、その子なりに長所もあるはず。
気長な姿勢で子供の成長を見守ってあげてくださいね。
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