幼稚園の発表会で自分の子供が何もしないと複雑な気分になりますよね。
「周りの子供はちゃんとやっているのに…」なんて思ってしまいます。
そこで、この記事では幼稚園の発表会で何もしない理由を整理して、そのときの対処方法をお伝えしていきます。
この記事を読んで、子供さんへの接し方の参考にしてみてくださいね。
幼稚園の発表会で何もしない理由は?
普段の環境と違うので
幼稚園の発表会で子供が何もしないのは、やっぱり『普段の環境と違うから』というのが大きいです。
普段の環境と違うので、とまどってしまって、
- ずっと立っているだけ
- マイクを向けられても無言になってしまう
なんてことが起きてしまいます。
実は発達が早く普段リーダータイプに見える子供でも、普段の環境と違うので発表会で何もできないこともあったりするんです。
恥ずかしい
発表会で子供が何もできないのは、『恥ずかしいから』ということもあります。
みんなに見られると、やっぱり恥ずかしいですよね。
特に繊細(せんさい)で内気なタイプの子供さんでしたら、発表会でもじもじしてしまったりします。
まあ、大人でも人前が全くだめな人もいるので、まだまだ幼い子供が発表会で恥ずかしく思うのは仕方ないかもしれませんね。
男の子は…
幼稚園の発表会で何もできない子供は、男の子に多いかもしれません。
一般的には女の子のほうが成長が早くて、男の子は成長が遅い子供さんも多いです。
男の子も空間認識力など別の部分では成長はしているのですが、発表会で必要な言語的な部分が遅れ気味になる傾向にあります。
なので、男の子の場合は特に発表会では何もできないなんてこともあるでしょう。
(もちろん成長は子供でそれぞれなので、女の子でも言語的な成長が遅い場合もあります)
その出し物が好きではない
子供が幼稚園の発表会で何もしないのは、『その出し物が好きではない』という可能性もあります。
例えば、
- 踊りやダンスが嫌い
- 歌うのが苦手
- 楽器が楽しくない
などなど、その出し物が好きでなければ、よけいに人前でやるのが大変に思えるものです。
幼稚園の発表会で何もしないときの対処方法は?
できなくても「がんばったね」と声をかけてあげる
幼稚園の発表会で子供が何もできなかったとしても、「がんばったね」と声をかけてあげることが大事です。
お子さんも本番が出来なかったと、残念な気持ちになっているかもしれません。
そんなときに子供さんに対して、「何でちゃんとやれなかったの!」なんて言ってしまうと、よけいに落ち込んでしまいます。
子供さんが発表会で何もできなかったら、もどかしいし、正直がっかりもしますが、成長を暖かく見守る姿勢が大切です。
子供さんに「がんばったね」と声をかけてあげたら、子供さんも「自分なりにがんばれた」と思えるもの。
そうなると、「次もがんばろう」と思えます。
子供の不安を取り除いてあげることは、子供の成長のために大切なことです。
子供は日々成長します。
でも、成長する過程で失敗は山ほどあるものです。
幼稚園のころ何もできなかった子供が成長して、小学生ではリーダー役になったりすることもあります。
子供さんが健やかに成長するためにも、発表会で何もできなかったとしても、「がんばったね」と声をかけてあげましょう。
家でリベンジ発表会をしてみる
子供さんが発表会で何もできかったときは、家でリベンジ発表会をしてあげるのもいいです。
上でも少し言いましたが、発表会で何もできなかったことに、子供さんなりに落ち込んでいる可能性もあります。
そこで、リベンジ発表会の機会を家で作ってあげて、子供さんの気持ちを解消してあげる感じです。
みんなで見られる発表会ではうまくできなくても、自宅の家族の前ではうまくできたりもします。
リベンジ発表会でうまくできたら、子供さんも自信がついて、次の幼稚園の行事でうまくできるかもしれません。
たとえ、リベンジ発表会でうまくできなかったとしても、同じように「がんばったね」と子供さんのがんばりを評価してあげてくださいね。
子供さんの自信を伸ばしてあげることが大事だといろんな教育専門家が言ってますしね~。
うまくできなかったことも経験の一つと考える
子供さんが発表会でうまくできなかったら、正直モヤモヤした気持ちにもなりますよね。
そんなときは、子供さんがうまくできなかったことも、『経験の一つ』と考えたらいいと思います。
失敗するという経験は、子供の成長とってとても大切なこと。
失敗は悪いことではありません。
うまくできなかったことも経験の一つと考え、子供さん優しく接してあげてくださいね。
他の子供と比較しない
発表会の他の子供と比較しないようにすることも大事です。
他の子供と比較するから、親もモヤモヤした気分になるもの。
でも、子供の成長や性格は子供さん一人一人それぞれなので、比較しても仕方がなかったり。
特に幼稚園くらいの小さい子供であれば、それぞれの子供で成長の差が出て当たり前だったりします。
もし、比較するのなら、他人とではなく半年前、1年前の子供さんと比較するといいと思います。
実は私も他の子供と比較して、「うちの子供は成長が遅いかも…」なんて不安になったときもありました。
でも、幼稚園の先生から、「他の子供と比較するのではなく、1年前の〇〇ちゃんと比べてあげてください。確実に成長してますよね~。」みたいなことをアドバイスしてくれて、ハッとしたことがありましたよ。
自分の子供の良い面をみる
自分の子供の良い部分を見るようにするのもいいと思います。
例えば、恥ずかしがり屋の子供さんは優しいことも多かったり、周囲の観察眼があったりします。
こんな感じで、自分の子供さんの良い部分を着目してあげるといいです。
良い部分を認めてあげることで、少しずつ自信もついて、次の発表会などではうまくできるようになるかもしれません。
良い部分を見ていくと、親のモヤモヤした気分も楽になりますしね。
また、性格的な部分だけでなく、工作などがうまくできたりした、「上手にできているね」など言ってあげて良い部分を伸ばしてあげるといいと思います。
できることが増えると自信もついていくもの。
自信がつくと緊張にも強くなるので、結果、幼稚園の行事でもがんばれるようになったりしますよ。
先生に普段の様子を聞いてみる
先生に普段の様子を聞いてみるのもいいと思います。
発表会でうまくできなかったとしても、練習では子供なりに一生懸命やっていたかもしれません。
子供なりに一生懸命やっていることがわかれば、子供さんに「がんばったね」などの肯定的な言葉もかけやすくなりますよね。
また、次の幼稚園の発表会でうまくできるようになるための、家庭での過ごし方のヒントなども先生から得れるかもしれませんよ。
まとめ
幼稚園の子供が発表会で何もできなかったときの親の対処方法をお伝えしました。
何もしなかったら正直ショックかもしれませんが、子供さんは少しずつ成長されています。
なので、「がんばったね」と発表会の場に出たことを評価してあげて、子供さんの成長をあたたかく見守ってあげてくださいね。
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