買い物していたら迷うことってあります。
買い物することって楽しいんですけど、迷ったら疲れてしまうことも…。
そんな迷いが買い物の楽しみともいえるのですが(笑)、できたら後悔はしたくないですよね。
そこでこの記事では買い物で迷うときの判断基準を紹介していきます。
あなたがいいと思うものを取り入れることで、買い物で迷いにくくなるかもしれませんよ。
買い物で迷う!迷ったときの判断基準は?
そもそもこれは自分の何を変えるのか?という問いを立てる
食品など生活必需品をのぞいて、人って物を買うときはその商品そのものではなく、その商品による『自分の生活の変化』を期待して買うものです。
(生活必需品でも高額な生活必需品だったら、何らかの変化を期待しているかもしれません。食品だったら健康とか。)
例えば、ゲームだったら暇つぶしできて楽しいから買うし、洋服だったらおしゃれしてお出かけできるから、買います。
買い物によって、自分の何を変化させるのか様々です。
- 単純に楽しくなるから(ゲームなど娯楽品)
- これがあると便利になるから(便利グッズなど)
- 手元にあると喜べるから(ブランドなど)
- みんな持っているものを私も持てて安心だから(流行のものなど)
などなどの今の生活からの変化を期待して買います。
そこで、
その商品がもたらす変化は、本当に今のあなたに必要なのでしょうか?
こんな問いをたててみたら、買うかどうか答えがでるかもしれませんよ。
お店やメーカーは、
- 希少性(「珍しい品ですよ」「もう残り少ないです」)
- 限定性(「○月○日まで限定セールです」)
など、思わず買いたくなるようなことを宣伝などであおったりします。
そんな宣伝を見ると、思わず買ってしまって後悔したり…。
でも、そんなあおられたときこそ、その商品がもたらす変化について真剣に考えると、後悔するような買い物も減らせるはずですよ。
買わなかった場合のことも考えてみる
逆にこの商品を買わなかった時のことも考えてみてもいいでしょう。
買った後の変化といわれてもよくわからないときもあるので、逆に「買わないことでどうなる?」って聞いてみる感じです(笑)
「もしその商品を買わなかったら、今の生活はどんなふうなままなのだろう?」と自分に聞いてみてください。
- 不便なままで困っている?
- 別に今買わなくても、困らない
などなどの答えがでるはずですよ。
投資なのか消費なのかを問う
今欲しい商品が、
- 投資なのか?
- 消費なのか?
自分に聞いてみるのもいいです。
投資は長い目で見て自分の人生に役立つ可能性があるもの。
そして、消費は短期的に欲求のみで買いたくなるものです。
投資か消費かであれば、もちろん投資的な商品を買ったほうがいいですよね。
なので、買い物に迷ったら、「これって投資?消費?」って自分に聞いてみましょう。
もちろん投資と思って本を買っても、実際は役に立たなかったということもあります。
またテーマパークに行くなど消費のように見えても気分転換になって、長い目で見たら投資になったということも。
なので、投資と判断するか、消費と判断するかはその人の価値観しだいでもあります。
でも、「投資?消費?」という視点で見ることで、少なくとも自分の価値観からはずれた商品を思わず買うことは減らせますよ。
自分が後悔しない方を選ぶ
自分が後悔しないか?で選ぶということもできます。
- 買って後悔する可能性が高いと思うなら買わない
- 買わないで後悔する可能性が高いと思うなら買う
という感じ。
もちろん「買っても買わないでも後悔するかも」って思う場合もあるでしょう。
私も優柔不断な性格なので、その気持ちがわかります(笑)
その場合は他の判断基準もあわせて考えてみたら、よりどちらが後悔するかがはっきりします。
例えば、次に紹介する『1年後もずっと使っているか』という判断基準と組み合わせると、後悔のイメージも持ちやすくなりますよ。
1年後もずっと使っているかを想像してみる
1年後もずっと使っているか想像してみるという基準も、買うかどうかの判断がしやすくなります。
想像してみて1年後も使うイメージがあまり持てないなら、その商品は買わないほうがいいでしょう。
また、『使うかどうかで悩むなら買わない』っていう判断基準もありますが、これも同じことです。
要は、使っている姿を明確にイメージできるかどうかってことです。
明確に使っている姿をイメージできていないのなら、買わないほうがいいと思います。
倍の値段でも買うのか?という問いをたてる
「倍の値段でもこの商品を買う?」って自分に聞いてみてもいいでしょう。
私個人的にはこの判断基準は結構使えると思ってます(笑)
値段をあえて倍に設定することで、
- 本当に自分が必要なものか
- 本当に自分が欲しいものか
を見極めやすくなります。
値段を倍にしてみてみると、よりシビアに商品をみようとするものです。
誰しもお金が大事ですからね(笑)
この判断基準で買い物をすると、買うと選択した時はいい買い物になりやすいですし、逆にそこまで欲しくないという気持ちにも気づきやすくなりますよ。
値段÷使用回数
『値段÷使用回数』で計算された金額から判断するってのもいいです。
これは長期で利用するような商品の買い物時に、あてはめると有効になりやすい判断基準です。
例えば、車や時計などですね。
例:1万円の時計を買った場合
使用頻度:週に1回休日の外出用。
1年は52週あるので、1万÷52週=約192円程度
上記のように割ってみると意外と安く感じますね。
また、私はランニングが趣味なので、3万円くらいのGPS付きのランニングウォッチを買っています。
この3万円のランニングウォッチも計算してみると、
使用頻度:週5回ランニング時
1年は52週なので
5回✕52週=260回の年間使用回数。
3万円÷260=約115円程度でした。
ランニングウォッチの価格自体は最初の時計の3倍なのに、使用量1回あたりの値段は安くなりました。
このように計算してみると判断しやすくもなりますし、使う回数多い場合は少々くらいの値段差なら後悔もしにくくなります。
ただ、メーカーなど売る側もこんな数字のマジックを使って安く見せてきます。
こんなマジックで購買意欲を刺激してくることもあるので、冷静に判断するようにしてくださいね。
買ってもいい値段を決めておくのも
『この値段の範囲内であれば迷っても買う』と決めておくと、買うのに迷うことがなくなります。
当然ながら買って後悔するケースもあるとは思います。
でも、人間って失敗することで気づけることも多々。
失敗をすることで、次の買い物の失敗する確率を減らせるはずです。
高額であればその後悔はさらに激しくなりますが、買う値段を決めておくと、大きなダメージをおうことはなくせます。
逆に高額の商品の場合は迷うようなら買わない???
逆に高額の商品の場合は、買い物に失敗したときのリスクが大きすぎます。
なので、高額で迷うような状態であれば、買わないと選択することもアリでしょう。
でも、人生には大きな決断が必要な高額商品もあります。
例えば、家などですね。
私たちのような一般庶民からすると、家を買うときに「迷うな」といっても無理があります(笑)
かといって、「迷う状態なので買わない」なんて選択をすることが正解かというと、一概にそうとは言えないですよね。
そんな場合はその迷いをこえて決断できるかどうかが問われているので、散々迷ったほうがいいと思います。
その場合、ふわっと何となく迷うのではなく、他と比較したりして本気で迷うはずです。
もちろん、ちゃんと分析した結果『買わない』という選択をすることもアリだとは思いますよ。
安全にいくなら、基本的には高額な商品は迷ったら買わないでオッケーでしょう。
でも、人生には、その迷いをこえた決断する場面もあるってことも考えておくといいですよ(笑)
値段が高いだけで悩んでいるなら…
一方、値段が高い『だけ』で悩んでいるなら買ったほうがいいという意見もあります。
値段以外の他の条件が満たしているなら、それは自分にとって必要なもののはず。ということです。
もちろん自分の経済状態などもあるのですが、『迷っている』ということは何とか買えないことはない状態とも言えます。
そもそも高額すぎた場合は買う対象に思えなくて、迷うことすらできないはずですしね。
そういう意味では上でとりあげた家の場合も、値段オンリーで悩んでいるならゴーって感じですかね(笑)
(まあ、家は人生に大きな影響がでるくらい高額すぎるので、別問題と考えたほうがいいのかもしれません…)
買う理由がお買い得のみだったら買わない
『迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめておけ』という格言もあります。
安いからと買うのではなく、本当に必要なものなら多少高くても買えということでしょう。
上で紹介した『値段だけで迷っているなら買え』というのと同じ意見ですね。
そして、さらにこちらの格言では「安い『だけ』のものは買うな」とも言ってくれてます。
確かに安いという理由だけで買い物したものって意外と使わなかったり。
(同じことがポイント5倍デーやクーポン券などでもおこりがちです)
また、安いどころか無料だからと登録したら、なんか売り込みの電話がかかってきたりすることも。
私も無料だからと某英語教材のサンプル品をもらったら、やたら電話がかかってきました(笑)
『安物買いの銭失い』なんて格言も昔からありますが、安いだけって理由では買わないって選択をしたほうがいいようですね。
まとめ:迷う(考える)時間があるから買い物は楽しい
この記事では買い物で迷うって人に、多くの判断基準を紹介してきました。
全ての判断基準を取り入れるのは難しいと思うので、いいと思うものを2個か3個か選んでみてくださいね。
判断基準が何個かあると判断を間違いにくくなりますし、決断にも自信を持ちやすくなるので、迷って疲れるということが減らせるはずです。
でも、私は思うのですが、そもそも買い物は迷うので楽しいともいえるのではないでしょうか(笑)
「あーでもない、こーでもない」って考えるのって意外と楽しいものです。
この記事で紹介したような判断基準を使って、いろいろ迷ってみてください。
より買い物が楽しくなると思いますよ。
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