食費を節約できたらいいですよね。
私も以前は無駄に買い物をしていることが多くて、月末にはヒーヒー言うことも(笑)
でも、今回の記事で紹介する買い物の仕方を少しずつ取り入れてから、かなり無駄な買い物を減らせるようになりました。
そこで、今回の記事では食費を節約できる買い物の仕方を解説していきます。
今回紹介した方法を取り入れれば、少しは食費を節約できるようになっているかも?
食費を節約する買い物は事前準備から
冷蔵庫の中を整理しつつチェックして買い物
食費を節約する買い物をするためには、家での事前準備が大事です。
その事前準備として、まずは冷蔵庫の中をチェックすることからはじめてみましょう。
冷蔵庫の中を見ずに買い物に行ってしまうと、
- 二重で買ってしまったり
- 逆に買うべきものを買っていなかったり
とお金的にも時間的にも無駄になってしまいます。
なので、買い物に行く前には冷蔵庫(やパントリー)の中身をチェックしてから、買い物に行ったほうがいいです。
冷蔵庫の中身をチェックすると、
- 何を買うべきか(何が足りていないか?)
- 何は買わないでいいのか(何がすでにあるのか?)
がわかります。
無駄な買い物を防いで食費を節約するためには、まずは冷蔵庫チェックからはじめてみましょう。
普段から冷蔵庫の中をわかる工夫も
毎回、買い物前に冷蔵庫の中身をチェックするのは大変です。
そこで、買った食材のメモを冷蔵庫にはっておいて、使ったものは線をひいて消すなどのやり方をしてみたらどうでしょう。
そうすると、日常的に冷蔵庫の中身をチェックしやすくなりますよ。
もし半分ほど残っているなら、『半分あり』などとメモに書き込むのもいいでしょう。
もちろん自分がわかりやすいようにアレンジして工夫してみてくださいね。
これは全ての食材にこのことをやるのは大変ですが、肉や魚などの主菜だけでもチェックしておくだけでもずいぶん違います。
このメモがあることで、冷蔵庫の前に立ったときに献立が自然と思いつきやすくなる効果もありますよ。
目安から買い物の予算を決めてみる
節約するにしても、「どれくらい節約したらいいのかわからない」ってこともあるでしょう。
あくまで目安ではありますが、食費の目安は手取り収入の15%と言われています。
例えば、手取り20万なら3万円ほどに。
もちろん家族構成などによって、どうしても難しいこともあるでしょう。
でも、この目安があることで自分たちなりの目標が立てやすくなります。
こんな食費の目標があるから、やる気がでてくるものですよね。
私たち家族も大食いな人が多いので、目安通りではないのですが、私たち家族なりの目標を決めて日々精進してます(笑)
献立を決めてから買い物にいくことで不要なものを…
献立を決めてから買い物に行くと、あらかじめ必要な食材がわかるので無駄な買い物を減らせます。
スーパーに行ってから買い物をすると、どうしても特売品に目がくらんであまり使わない食材を買ってしまうことも多いです。
結果食品を腐らせてしまうことに…。
献立を決めるメリットは、
- 安いから
- 特売品だから
という理由で買うことを減らせるからです。
なので、次回買い物行くまでの日数分の献立を決めてから買い物にいきましょう。
買い物行く回数を減らす努力も
買い物に行く回数が多いと…
やっぱり買い物に行く回数が多いと、どうしても無駄遣いをしてしまうもの。
大手スーパーなどは販売のプロが考えた購買意欲がそそられるような配置になっていることも多いです。
思わず買ってしまうように物が置かれているので、どうしても無駄遣いをしてしまいます。
そんな販売のプロに対抗する一番の方法は、買い物に行く方法を減らすこと。
なので、毎日買い物に行かずに、3日~1週間くらいの買い物をした方がいいです。
どれくらいの日数の献立を考えておくといい?
できるなら1週間ほど献立を決めて買い物に行くのが無駄遣いという観点ではいいんですが、現実的には難しい部分もあると思います。
例えば、
- そんなに1週間分の献立を考えるのが大変。(私たちは料理以外にもやることがありますよね。)
- 1週間分の食材ってどんだけの量になるの?って感じ。(そんなの持ち運ぶのって大変ですし、冷蔵庫に入りきらないことも。)
- 7日分の食料を買ってしまうと、買いすぎて余らせてしまう。
のような大変なことも…。
また、献立を立てても、
- 家族が突然外で食べることになったり
- 予想以上のスピードで食品がダメになったり
ということでその献立通りにいくとは限らないですよね。
そして、レシピ通りに実行するためのピッタリの量で食材を購入できればいいのですが、なかなかピッタリの量を買うことって難しいです。
また、そこまで厳密に献立通りにできる自信ってありますか?
私は正直ないです(笑)
なので、私の経験では長くて5日程度の買い物にするのが無難なように思います。
5日程度の買い物をしておくと、余り物などができたり1週間持つことも結構ありますしね。
最初から無理しすぎない
また最初から無理しすぎないことも大事です。
最初からやる気を出してやろうとしても、1回はできてもずっとは続かないものです。
なので、今の自分ができるぐらいの日数分の献立からはじめてみましょう。
まずは3日分くらいからはじめて、徐々に4日、5日などと日数を伸ばしていくようにしたら無理なく取り組みやすいですよ。
買い物リストの作成
献立を決めたら、次に買い物リストを作成しましょう。
買い物リストがあることで、
- 買い忘れを防げる
- 時間の節約にもなる
- リストの物を買おうと必死になって、結果他の物に目が行かず無駄遣いが減らせる
というメリットがありますよ。
特売やセール情報などを調べる
献立を決めたら、特売やセール情報を調べましょう。
新聞をとっていなくても、今はスマホのアプリで見ることができます。
(『チラシ アプリ』などで検索するとでてきます)
献立を決めるのは、思わず見つけた特売品の衝動買いを防ぐためでした。
でも、どうせ買い物に行くなら特売の日の方がいいですよね。
(ポイント5倍や5%OFFの日など)
献立を決めることで衝動買いを防ぎつつ、どうせ買うならセールの日に買おうということ。
例えば、今日か明日に買い物に行こうと思っていて、明日がポイント5倍デーならば、その日に買い物した方がいいですよね。
3日から5日分の買い物をしたら、ポイント5倍デーならかなりポイントがたまりますよ。
献立はある程度決めるくらいで決めすぎないくらいの気持ちも
上では献立を決めた方が良いといいましたが、献立はある程度決めるくらいで決めすぎないことも大事です。
すいません、献立を決めろと言ったり決めるなと言ったり、まったく「どっちやねん!」って感じですよね(笑)
しかし、献立をガチガチに決めすぎているとデメリットもあるんです。
確かに献立を決めておくと、「特売品だから」という理由で無駄なものを買ってしまうことを減らせます。
ただ、献立をガチガチに決めていると、そのときの高い食材しかない場合も。
でも、買い物当日(場合によっては翌日も)の献立なら特売品でも問題ないことが多いです。
なので、本当に安いものを見つけたときは、臨機応変に特売品をねらうのもいいですよ。
結果、本日の買い物で想定していた金額より安くおさえることもできます。
また、本当に安い食材を見つけたときは、冷凍保存する前提で買うのもOKです。
(肉などは特売日が安いことが多いですよね。肉は冷凍保存もやりやすいですし。)
その場合、冷蔵庫の中身のメモをしているなら、冷凍した肉のことも記載するようにしましょうね。
献立を決めておくことで衝動買いを防げますが、ある程度は臨機応変に対応するようにしましょう。
また、思っていた献立を作るための食材がない場合もあります。
そのときも臨機応変にせざる得ないですよね。
「こんなにいろいろあるのでは、献立を作らなくてもいいんじゃないの?」なんて思われるかもしれません。
でも、献立を決めて想定しておくことで、代替品も考えやすくなるんです。
例えば、私は鳥もも肉のソテーを考えていたんだけど、あきらかに高額だったので(私からするとですが 笑)、むね肉のソテーに変更したこともあります。
今回だったらソテーだったんですが、料理の大枠を決めておくことで献立も臨機応変に対応しやすいです。
なので、衝動買いを防ぐために基本献立通りで、でも明らかに安い食材と出会ったら臨機応変に献立をアレンジという姿勢がバランスいいと思いますよ。
お腹が減っている状態で買い物に行かない
お腹が減っていると、
- お菓子やお惣菜などを衝動買いしたくなったり
- 実際食べる量以上に食材を購入したり
する可能性が高まります。
なので、空腹の状態では、できる限り買い物に行かないようにした方がいいでしょう。
やっぱり人間の食欲ってなかなかパワーがあるもの。
理性でわかっていても、空腹だと思わず買っちゃうのが人間です。
お腹が減っていると、スーパーのお惣菜って本当に美味しそうに見えますもんね。
財布には必要以上のお金をいれない
食費を節約するためには、財布のなかに必要以上のお金を入れないのも効果あります。
理想をいうと、本日の買い物分しか財布に入れないのがいいですが、現実的にはなかなか難しいと思います。
なので、本日の買い物分とはいいませんが、必要以上のお金を財布に入れない意識を持つといいでしょう。
やっぱり必要以上のお金を持つと、どうしても無駄遣いするものです。
また、今は電子マネーもありますが、これも同様。
例えば、1ヶ月の食費を決めたら、1ヶ月+アルファ程度の必要以上のお金を電子マネーにチャージしないことも大事です。
食費を節約する買い物の仕方は?スーパーではどうまわる?
まずは1周する
スーパーなどに行ってから、何も買わずにまずは1周してみましょう。
これは、安いものを見極めるためです。
なぜなら、
- いつもチラシなどから特売品のチェックをできるわけではなかったり
- チラシを見ていても見逃すこともあったり
- チラシに乗っていないセール品もあったり
するものですよね。
また、心理的な影響から逃れやすくするためというのもあります。
スーパーは野菜果物→肉魚→パンなどの順番になっていることが多いです。
これはカラフルな野菜と果物をはじめに見ることで購買意欲を高めるためとも言われています。
また、野菜類より肉類のほうが一般的には値段が高いことが多いので、先に肉類から見せると野菜を買い控えてしまう心理も働くのであんな配置になっているそう。
こんな心理的なことを考えて陳列をしているので、それらに意向にのらないためにまずは1周して冷静に安いものを見極めるといいですよ。
主菜→副菜の順でまわる。
主菜→副菜の順番でまわるのも、食費の節約に。
先に肉や魚などの主菜から見て回ると、考えていた献立通り作れるかわかります。
また、野菜よりもお肉や魚の値下げ率が高いことが多いので、よりお得にお買い物もしやすくなります。
(つまり上で紹介した臨機応変な買い物もしやすく。)
もし献立を決める時間がなくて、献立を決めていなかったとしても、主菜から見ていくと自然と献立を決めることも。
そして、野菜は主菜よりも安いことが多いので、どうしても衝動買いをしたくなるものです。
そこで、主菜→副菜の順番で買うことで、衝動買いを防いで無駄な買い物を減らせます。
また、料理のイメージって、副菜より主菜(肉や魚など)で決まることが多いです。
(副菜のほうが手間がかかることも多々あるのですが…)
特に家庭料理ではそんなに複雑な料理もやりにくいので、メインの出来で料理の評価が決まったり。
しかし、副菜→主菜で買っていくと副菜にお金を使ってしまって、主菜を買う予算が減ってしまいます。
なので、主菜→副菜の順で買っていくと、料理の評価をハズレをしにくくする効果もあるんですよ。
プライベートブランドを探してみる
大手スーパーなどのプライベートブランドは安いことも多いです。
チーズ、牛乳、調味料など生活に必要な食品はそろっていたり。
なので、そんなプライベートブランドを探してみるのもいいでしょう。
また、これらプライベートブランドはセール日など関係なく、常に値段が安いことが多いので安心して買えるのもメリットです。
ただ、最近のプライベートブランドは高級志向なものも増えてきています。
なので、節約が目的なら高級系なものには必要以上にひかれないようにしましょう。
私も某大手スーパーのローストビーフが美味しいので時々買いますが、正直そこまで安いものではないような…。
(特売のシールが貼っていたら、そのときは当日の献立を変更して即買いますけどね。笑)
このようにプライベートブランドでも高級志向のものには気をつけるようにしてくださいね。
食材と日用品を別カゴにする
スーパーで買い物をすると、ティッシュなどの日用品を一緒に買ってしまいます。
そうすると、結局、食品にどれくらいかかったか、あいまいに。
なので、食材と日用品のカゴを別カゴにして、レジで別会計にしてもらうのもいいですよ。
少量のみの買い物だったらカートを使わないのも…
もし少量のみの買い物だったらカートを使わないのもいいでしょう。
カートを使うと、カゴを抱えて買い物をまわるの比べて楽ですよね。
楽だと長居してしまって、どうしても無駄な買い物をしてしまうもの。
もちろん何日も献立を決めて食材を買うなら、カートを使わないと重すぎます。
なので、少量のみの買い物だったら、カートを使わないと決めるのもアリだと思います。
まあ、でも本当に無駄な食材を買いたくなければ、『何日分の買い物があってもカートを使わない!』なんてこともアリでしょうね(笑)
賞味期限が長いものを買いだめしすぎないようにする
無駄な買い物を防ぐためには、賞味期限が長いものを買いだめしすぎないようにすることも大事です。
やっぱり賞味期限が長すぎると、どうしても管理がルーズになってしまいます。
例えば、私が気がついたときには、賞味期限が1年過ぎていたなんてこともありました(笑)
なので、適度な量におさえるようにしましょう。
もちろんカップ麺などは非常食としてストックする価値があるとは思います。
なので、このような食材に関しては、ストックする量を決めておいて、減ったら補充するという感じでいいのではないでしょうか。
レジの前で再度カゴの中身をチェックする
献立通りに買っていればまず問題ないかもしれませんが、レジの前で「これって本当に必要なの?」って目線で再度カゴの中身をチェックしてみましょう。
例えば、お腹が減っているときにスーパーに近寄らない方がいいことはわかっていても、どうしても昼食前や夕食前にしか買い物の時間がとれないときがあります。
お腹が減っているときに思わずお惣菜入れてしまっていたら、レジ前にチェックすると冷静に考えてお惣菜などを返すこともできます。
お惣菜を返すときにちょっと悲しい気分になりますが、節約のためには仕方ないですね(笑)
食費を安くするためのさらなる努力は?
飲み物や昼食費を減らす工夫も
スーパーに行くと帰り道に飲み物を飲みたくて、ついつい飲料水を買ってしまいます。
それが無駄遣いのもとになります。
そんな無駄遣いを防ぐために、マイボトルを持参して買い物に行くといいでしょう。
私もマイボトルにお茶などを入れて、行っていますよ。
また、マイボトルではないですが、昼ごはんなども昨日の余り物や冷凍ご飯を活用すると買い物時に無駄な買い物を減らせますよ。
(まあ、これらはできる限りでいいと思います。たまには食べたいものもあるでしょうしね。笑)
できるなら1人で買い物に行くことも
夫と一緒に行くとおつまみを買ってとねだられたり、子供と一緒ならお菓子をねだられます。
なので、できるなら1人で買い物に行くと、食費の節約につなげることができます。
もちろん全て禁止では家族関係がギスギスすると思うので(笑)、事前に何が欲しいかある程度聞いておいて買ってあげるといいです。
こうすることで、計画の範囲で買い物ができて、無駄な買い物を減らしやすいです。
外食費は…
外食費をどうするかは難しいところですが、娯楽費としてとらえてもいいのではないでしょうか。
外食しすぎなら問題あると思うのですが、たまの外食は娯楽として大事です。
やっぱり娯楽がなければ、生活にハリがないですからね。
もちろんお金を節約したいのなら、外食しないのが一番です。
なので、できる人だったらやった方がいいと思いますが、私には難しく感じました。
まあ、私の意思が弱すぎるのかもしれませんね(笑)
ただ、食費の節約は日々継続できて意味があるものだと思います。
なので、そんなにガチガチに節約しても、長続きしないように感じます。
ストイックに外食費も節約できる人はやったほうがいいですが、そこまで自分に自信がない場合はできる範囲で節約されたらいいのではないでしょうか。
家計簿をつける
やっぱり記録をつけることは振り返りもしやすくなります。
家計簿をつけると、
- 予算内でおさまったのか?
- 無駄な買い物がなかったのか?
これらの振り返りができます。
なので、家計簿をつけることはかなり良い習慣に。
家計簿と聞くと大変そうですが、今は簡単にできる家計簿アプリも数多くあります。
(『家計簿 アプリ』などで検索するとでてきます)
なのでこんなアプリも活用しつつ、家計簿もできるとより管理しやすくなりますよ。
まとめ
食費を節約する買い物の仕方を紹介しました。
数多く紹介しましたが、どれか少しでも取り入れると、節約できるものばかりです。
いくら効果があるといっても、いきなりスパルタすぎるやり方をやっても続かないものです。
(例えば、いきなり1週間分の献立を決めてから買い物など)
なので、できることからやってみてください。
そうした少しずつの節約が積み重なっていくものですよ。
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