パートは社員の部下なの?世間の意見と組織を良くするためには?

パート社員の部下 仕事

パートは社員の部下なんでしょうか?

パートと社員はどんな関係なのか気になりますよね。

そこで、この記事ではパートは社員の部下かどうか?をお伝えしていきます。

またパートがいる組織をよくするためのアイデアも紹介していくので、あなたの職場の参考にしてみてくださいね。

スポンサーリンク

パートは社員の部下なの?

上下関係がある?

もう一度聞きますが、パートやアルバイトは社員の部下なんでしょうか?

結論からお伝えすると、パートは社員の部下ではありません。

上司がいた場合は上司からみたら部下になりますが、平社員からみたらパートと平社員は対等です。

時間で区切っている労働(パートやアルバイト)かそうでないかだけ(社員)という勤務形態の違いだけで、上司と部下みたいに上下関係ではありません。

実際、労働基準法ではパートも正社員も同じ『労働者』ということで業務内容について明確な規定もないです。

 

ただ、一般的にはパートやアルバイトは、正社員から使われる立場ではあることも多いです。

パートさんを統括するための正社員がいたり、パートさんよりは正社員のほうが責任をとらなければいけない場合も多かったりもします。

なので、パートは正社員の部下だと思われているのでしょうが、部下だと決められているわけではないんです。

パートさんは同じ目標に向かって一緒に仕事する同僚という感じでしょうか。

パート社員の部下仲間

ベテランパートさんはむしろ…

パートは社員の部下ではないとお伝えしました。

また、実際の働く現場では社員さんに使われるパートさんも多くいるということでした。

ただ、ベテランパートさんが職場にいたら、違う感じになることもあります。

例えば、ベテランパートさんに仕事を教えてもらう新入社員がいたり、この道◯十年のパートさんにかなわない社員さんも多いです。

このように場合によっては、パートさんが上司的になったりすることもあります。

実際、私は新人時代にベテランパートさんからいろいろ教えてもらってました。

すごく面倒見がいい人で、上司も一目置いている感じの方でした。

こんな感じのこともあることからも、パートは社員の部下ではないと言えるのではないでしょうか。

パートは社員の部下ではない!そんな組織にするためには?

ここからはパートさんがいる組織を良くするための考え方などを紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

パートを駒のようにあつかわない組織を目指す

パートさんがいる組織を良いものにするためには、パートさんを駒(こま)のようにあつかわない組織を目指すようにしたらいいです。

上でお伝えしましたが、別にパートは社員の部下ではありません。

具体的にどうするかというと、

  • がんばってくれているときなど、「頑張られていますね」などと評価の気持ちを伝える
  • 「いつもありがとうございます」と感謝の気持ちを伝える

などなどちゃんとコミュニケーションをはかろうとすることです。

パート社員の部下会話

スポンサーリンク

同じ会社の職員とはいえ他人なので、言葉を口にだして伝えないと、伝わらないものです。

パートさんを道具のようにあつかう組織もありますが、そんな組織はパートであろうが社員であろうが雰囲気悪くて働きにくいはず。

パートさんを駒のようにあつかわないためにも、ちゃんと言葉をかけていきましょう。

パートと社員は家庭と仕事の比率が…

パートさんを部下など下に見るのではなく、パートと社員では『家庭と仕事の比率が違うだけ』と考えるのもいいでしょう。

パート職員の多くが自分の家庭などとバランスをとりながら、やっている人が多いと思います。

そんな家庭のこともいろいろと考えながら仕事をやっているので、仕事のクオリティを求めすぎてもパンクしてしまうもの。

なんというか、社員は会社のことに集中している割合が多いけど、パートさんは会社のことだけでなく家庭のことも考えている感じ。(もちろん正社員も家庭のことも考えているけど、パートさんとは比率が違うイメージです)

そんな感じなのに社員と同じレベルのことを要求してできないから、部下のように下に見るみたいな流れもあったりします。

でも、何度もいいますが、パートさんは社員の部下ではありません。

社員とパートでは、仕事と家庭の比率が違うだけです。

このように仕事と家庭の比率が違うだけと考えると、パートさんが社員さんより仕事ができなくても、部下のように下に見にくくなるのではないでしょうか。

もしパートさんに対してのあつかいがひどい職場なら…

もしパート職員に対してのあつかいがひどい職場なら、上司と相談しながら組織改革をしていく覚悟が必要です。

そのとき大切なのは、『組織は一人で変えることはできない』ということを理解すること。

一人で組織を変えようとするのではなく、徐々に徐々に仲間を作っていって組織を変える長期的な目線が必要になります。

例えば、「この状況はよくない」と考えて会議などで一人で提案しても、なかなか意見を聞いてくれないものです。

たとえ、それが良い意見だとしても、みんな多数派の意見を気にします。

特に日本人は『長いものにまかれろ』的な性質の人が多いので、『ある程度賛成する人がいるかどうか』で賛否が変わったりするもの。

このように日本社会では、いきなり暴走して会議などで発言しても賛同を得られないことも多いので、そうではなく少しずつ仲間作りをすることからはじめていきましょう。

まずは「この人だったらわかってくれるだろう」的な感じの一人に話をしていって、その輪を少しずつひろげていくイメージです。

パート社員の部下組織改革

仲間が増えたら、職場の雰囲気は少しずつかわっていくはず。

組織を変えるときは、あわてないことです。

少しずつ仲間を作っていって組織改革してみてくださいね。

まとめ

パートは社員の部下なのかどうか?ということをお伝えしました。

パートさんは社員の部下ではないということでした。

仕事においてパートさんも大切な人材。

この記事がパートさんへの対応の仕方のヒントになれば幸いです。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました