「迷ったら両方買う!」という意見があります。
両方買うとは、なかなかすごい意見ですね(笑)
私は庶民的な人間なので「両方買うってどんだけ金持ちなんだろう…???」なんて思ってしまいます。
まあ、世の中にはいろんな意見があるもんです。
そこで、この記事では迷ったら両方買うってことの否定的な意見と肯定的な意見を紹介していきます。
迷ったら両方買うってなし?否定的な意見!
もったいないから
当たり前の意見だとは思いますが、両方買ったらもったいないという意見が多いです。
そりゃ、そうですよね。
物にもよりますが、「そんな同じような商品を2種類も買って、どうするんでしょう?」と単純に思ってしまいます(笑)
両方買ってもその商品をちゃんと使いこなせるか疑問があります。
ちゃんとその商品を使いこなせなければ、お金を捨てているようなものです。
結局使いこなせずに、片方捨ててしまったり…。
最悪、両方ともあまり使わないなんてこともあるかも(笑)
私たちって結構無駄な物を多く買っていることも多いはず。
断捨離を徹底している人以外は、家の中を見渡すとどこかしらに無駄な物ってあるはずです。
(はい…、私もあるんです…)
もし両方買ってしまったら、そんな無駄が一気に2個増えるなんて事態になることも十分考えられますよね。
実際は片方しか使わない
「迷って両方買ったけど、実際は片方しか使わなかった」なんて意見も多いです。
例えば、「色違いの服を散々迷ったあげく両方買ったけど、結局使うのは片方の色ばかり。」なんてことも。
まあ、店で見ると照明の加減なのか、両方とも魅力的に見えることってありますもんね(笑)
私も散々迷って選びきれなくてTシャツを2枚買ったこともあるのですが、結局よく使うのは1種類のみでした。
(ちなみにもう1着のTシャツは、もったいないので部屋着にしました。)
そんなお金がない
「そもそも両方買うお金がない」という意見もあります。
これもすごく当たり前の意見ですね。
両方買えるくらいの財力がうらやましいとの意見も。
私も財力が無限にあるなら、常に両方買いたいです!(笑)
「この棚全部ください」なんて一度は言ってみたいものですね。
そんな買い方していたら物が増えるばかり
「そんな両方買うような買い物をしていたら、物が増えるばかりで困る」と言ってる人も。
確かに迷ったときに常に両方買っていたら、家中、物だらけになりそうです(笑)
私たちはお金だけでなく、家の大きさや収納スペースにも限りがあります。
物が増えた分、捨てればいいのかもしれませんが、それも違うような…。
やっぱりもとからある物にも愛着がありますしね。
しかし、どんどん物が増えいくというのは、断捨離(だんしゃり)と全く逆の発想ですね(笑)
優柔不断の象徴である
「迷ったら両方買うなんて優柔不断の象徴である。」なんてことも言われてます。
確かに迷ったら両方買うということは、『決断ができていない』ってことですよね。
生活していくには、いろんなことに決断が必要です。
特に世の中を動かすリーダー的なポジションの人なんか毎日が重要な決断の連続でしょう。
決断ができない人はリーダーにはなれないもの。
つまり、両方買うという行為は、成功から遠のいているとも言えるのかもしれません。
値段や物によるけど・・・
否定的な意見ではありませんが、「両方買うかどうかは値段や物による」という意見もありました。
これもちょっと考えてみたら当たり前の意見ですね。
例えば、「本の場合、迷うくらいだったら両方買う」って人もいました。
本だったら、
- 両方買えば、知識や情報が倍になる。
- いや、その2冊の本の情報が結びついて何倍にもなることがある。
という理由だそうです。
確かに本だったら、1冊せいぜい2000円くらいで買えますし。
両方買えば、知識が深まることも間違いないですね。
ただ、両方読めればなんですが(笑)
迷ったら両方買うことの肯定的意見も紹介
後悔しないために
迷ったら両方買うということの肯定的な意見として多かったのは、「後悔しないために両方買う」という意見。
確かに片方の物を持っていても、別の物を思い出して後悔する場合があります。
私も迷って1つだけ買ってきたのですが、「やっぱりあっちが良かったかも…」なんて思うケースが何回あったか(笑)
やっぱり『隣の芝生は青い』なんてことわざもあるように、自分が持っていない物が良く見えるものです。
また、人間は得ることより失うことの方が、感情が動きやすいと言われています。
例えば、
- 1万円もらった
- 1万円のお金を落とした
の2つでは、ショック度は『お金を落とした』ほうが大きいことないですか?
1万円もらったのだから、落としたショックと同じくらい喜んでもいいと思うのですが、多くの人は、1万円を落としたショックの方が大きく感じてます。
(ちなみにこの感情の動きのことはプロスペクト理論と言われてます。投資やマーケティングの世界で有名な理論です。)
こんな思考の影響もあって、人間は片方の買っていない(買う機会を失った)商品のほうを考えて後悔してしまうんです。
まあ、片方だけ買って、買ったほうが大満足なら忘れるかもしれません。
でも、ちょっとでも買ったほうに不満があれば、買わなかった(失った)商品のほうを「あー、やっぱりあっちが良かったかも…」って思うのが人間なんですね。
そんな後悔をしたくないから、両方買うってことをしているんですね。
1つしか選んではいけないルールなどない(笑)
「両方買うのが何が悪い、1つしか選んでいけないルールはない!」との強気な意見もあります(笑)
確かに1つしか選んではいけないルールなんてありませんね。
多くの人は「両方買うのってあまり良くないかも…」と思いがちです。
でも、そんな両方買うのがダメなんてルールがないのは事実。
それだったら両方買ってもいいような気がしますね(笑)
迷う時間がもったいない
「迷う時間がもったいないから、両方買う」なんて意見も。
タイムイズマネーなんてことをいいますが、確かに時間も貴重です。
「どっち買おうか」なんて迷っていたら、結構な時間があっという間にたちます。
複数の店をまたいで迷っているなら、よけいに時間がかかるでしょう。
成功する人は時間をかなり大切に考えているとも聞きます。
自分の時間の貴重さをわかっているなら、両方買うというのはアリなような気がしてきました。
両方とも買うなんて贅沢(ぜいたく)なようにも思いますが、時間という観点から考えると賢明(けんめい)ってことなんですね。
2つとも楽しむために
「両方買うのは、人生で2つとも楽しむため」というふうに言う人も。
両方を選ぶことは経験を2つ選ぶということでもあります。
- 知識や話のネタも2つ増える
- 楽しさも2つ増える
- 食べ物だったら美味しさも2つ増える
いろんなポジティブな物が2つ増えたら、確かに人生がより良くなりそうです。
迷うなら両方買うってアリなのかもしれません。
まとめ
『迷ったら両方買う』ということを否定的な意見と肯定的な意見の両面から見ていきました。
しかし、見方によって全然違いますね(笑)
否定派の意見を聞くと、両方買うのがやめたほうがいいように思いますが、肯定派の意見を聞くとちょっとくらいだったらいいのではなんて思ってしまいます。
物事は両方の側面で見ることができるということですね。
さてあなたはどっちの意見を採用しますか?
買い物だけでなく、こんな意見もどっちを採用したらいいか迷いますね(笑)
次の記事は買い物で迷ったときの判断基準を解説した記事です。
こちらの記事を読めば判断基準ができて、迷いにくくなるかもしれません。
よければ、お読みくださいね。
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