満員電車では、多くの人が顔の正面同士を近づけたくないので、多少向きに違いがあっても、同じ方向を向いています。
多くの場合は、窓や出入り口の方を向いて立っているケースが多いです。
でも、たまに、向きが人と違う人っています。
- 窓方向ではなく、進行方向を向いていたり…。
- 本当に混んでいるときは、背中から乗車する人が多いけど、たまに前向きに乗ってくる人もいたり…。
混んでいなかったら別にいいのですが、満員電車だと顔の正面が近くにきます。
朝から他人の顔と向かい合わせになると、やっぱりストレスに感じるものです。
でも、実は満員電車で向きが違う人にも、理由があるようです。
そこで、この記事では、満員電車で向きが違う人の気持ちや事情について解説していきます。
満員電車で向きが違う人の気持ちや事情は?
実は電車のつり革って…
ロングシートの電車で立っている人は、窓を見ている感じで立っている人が多いです。
窓を見て立つのが普通のように思いますよね。
でも、実はロングシートの電車のつり革って、窓を見る感じで立つのではなく、進行方向(もしくは進行方向と逆)に向いて立つように設計されていました。
なので、つり革とつり革の間隔も、短かったり…。
(今は窓に向かって立つ人が圧倒的に多いので、そのように対応したつり革も多いようです。)
その設計のことを知っているので、その設計の通り、立っているだけかもしれません。
電車の揺れは横揺れなので
電車の揺れは前後より左右に揺れる方が多いので、踏ん張れるように進行方向と同じ(あるいは逆)を向いてるのかも。
上記したように以前の電車のつり革の設計もそのようになってました。
実際、空いている電車で試してほしいのですが、進行方向を向いて立ったほうが楽だったりします。
ノースリーブで脇の処理を忘れた友達がいて、その子はつり革につかまれずフラフラしていたのですが、進行方向に向いて立つと、意外と踏ん張れたそうです。
また、踏ん張れないということは、進行方向を向いていないと酔うって人もいると思います。
そんな身体的な事情もあるようです。
『向きが違う人』の『となりに立つ人』も悪い部分があったかも
隣の人の荷物が当たってきて痛い場合は、隣の人と同じ向きではなく、斜めとか横を向いたりするって人も多いです。
つまり『向きが違う人』の『となりに立つ人』のかばんの持ち方などが悪かった可能性もあります。
となりを見ているようで全然違う目的だったり
となりを見ているようで、ぜんぜん違う目的で進行方向に立っていることもあります。
中つりの広告を見るために進行方向に立つ人もいるそうです。
単純に興味本位で中つりの広告を見る人もいたり、なかには広告関連の仕事をしていて、プロの目線で熱心に中つり広告を見ている人もいるでしょう。
パーソナルスペースがせまく気にならない
これまでいろんな理由を書いてきましたが、満員電車で人と違う向きに立つ人は、『パーソナルスペースがせまく気になっていない』ということが多かれ少なかれあると思います。
パーソナルスペースとは、ある一定以上は近づきたくない距離感のことです。
いわば自分の縄張り的な感じです。
一般的に日本人は恥ずかしがり屋多いので、パーソナルスペースが広い傾向にあります。
つまり、他者と一定以上の距離を保っていたい人が、日本人には多いということ。
そんななかでもパーソナルスペースがせまく、他人と距離が近づいても気にならない人もいます。
ちょっと悪く言うと、『鈍感で周りの人がどんな方向を向いているか気にしていない』ということです。
気にならないのからこそ、進行方向を向いたほうが楽だからという発想ができるんでしょうねぇ。
満員電車で向きが違う人がいたらどうすればいい?
機をみて場所移動をする
満員電車で横向きに立っていたりして向きが違う人がいたら、機をみて場所移動するのが一番です。
例えば、駅についたときなどに人の動きがあります。
そんな人の動きがおきたときに、向きが違う人と距離を置くようにしたらいいです。
向きが違う人は、上で説明したような様々な理由があって、違った方向を向いて立っているんだと思います。
なので、ちょっとにらんだとしても、全然気にしない可能性も。
(人って自分が悪いことをしている自覚が全くなければ、たとえにらまれたとしても、気づきにくいものです。)
他人は変わってくれないものなので、イライラするより自分の電車の立つ位置を変えたほうが早いです。
その人の理由を想像しながら耐える
駅につくなど人の動きがあるまでは、満員電車ではなかなか移動しにくいと思います。
人の動きがあったとしても、どうにも移動しにくいこともあるでしょう。
そんな場合は、上記で解説したような理由を想像しながら、耐えることです。
人は、
- 自分に対して何かあるのではないか?
- 相手の行動の意味がわからない
ときなどに不快に思います。
上で紹介したような理由を相手の気持ちに立って想像しつつ、決して自分を見ていないと思うと意外と耐えれたりするもんです。
まあ、10のストレスを0にするわけではなく、10のストレスを6や5に減らすという感じではあるのですが…。
(もちろん明らかに自分に対して変なことをしてきたら、耐える必要はないですよ。)
まとめ
満員電車で横向きに立っていたりして、『向きが違う人』の理由とその対策方法について紹介しました。
向きが違う人なりにいろんな理由があるんですね。
まあ、満員電車って『向きが違う人』がいなくても、そもそも不快なものです。
そこで、満員電車のストレスの原因と対策方法についてまとめた記事を紹介します。
満員電車を耐えるためのテクニックも紹介しているので、よければお読みください。
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