パートなのに責任が重いといろいろ考えてしまいますよね。
パートなのでもう少しお気楽な感じで仕事したいと思ったり、パートながらもやりがいを感じたり複雑です。
そこで、この記事では
- パートなのに責任が重い仕事をやることってどうなのか?
- 責任が重い仕事をやらされているときの対処方法
をお伝えしていきます。
この記事を読んで、職場への対応方法の参考にしてみてくださいね。
パートなのに責任が重いことってどうなの?
パートで責任が重いことの肯定的意見
パートで責任が重いことについては、肯定的な意見もあります。
例えば、
- 信頼されていることがうれしい
- 誇りに感じる
- やってきたことが評価されている
などなど自分の仕事の内容が評価されていることを喜ばしく思う意見が多いです。
やっぱり、誰からから褒められたり、認められたりすることは嬉しいもの。
また、責任が軽すぎるパートだとやりがいを感じられないのも事実です。
パートとはいえ仕事なので、仕事にとってやりがいは大事な要素。
「仕事は給料だけではない」と考える人も多くいます。
そんなタイプの人にある程度責任がある仕事をまかせると、仕事を楽しく思うものですよね。
責任が重いことの否定的な意見
パートの責任が重いことに対しては、当然ながら否定的な意見もあります。
あまりに責任が重すぎると、
- パートやバイトの仕事レベルではない
- 正社員の仕事ではない
- 低賃金で都合よく使われているのでは
などとパートさんが思ってしまうようです。
こんな感じで不満が多くなると、どうしてもミスも増えてしまいます。
ミスが増えると、やっぱり仕事そのものに対して面白みもなくなっていきますよね。
なので、「責任が重すぎる」と感じているパートさんは、ちょっと不満があるようです。
パートと社員は法的にはどうなの?
労働基準法など法律的には、パートも正社員も『労働者』ということで差はないようです。
もちろんパート労働者なので、『所定労働時間を働く労働者』ということで時間的な制限はあります。
でも、労働時間に違いはありますが、仕事の内容に関しては具体的に「ここまでがパートの仕事」と明確に決まってはいません。
「正社員もパートもアルバイトも職務に対する責務は、本来同じものであるべき」なんて意見もあるぐらいなので、パート労働者が責任ある仕事につくことはありえるんです。
不満に思うのは…
このようにパートさんも責任が重い仕事につくことはありえるのですが、やっぱり
- 不満があったり
- モヤモヤしたり
するもの。
これは給与や待遇の違いがあるから、不満に思うパートさんが多いようです。
給料が低いのに、正社員と同じ仕事やノルマであれば、やっぱりモヤモヤして当たり前ですよね。
パートなのに大変なときの対処方法は?
とりあえずはがんばってみる
パートなのに責任が重い仕事をまかせられたときは、とりあえずはがんばってみることをおすすめします。
責任がある仕事をまかせるのは、「あなたにその能力がある」と期待されたからです。
仕事は給料だけでなく、
- やりがい
- 自己成長できている実感
なども大事な要素。
仕事を通してでも、自分が成長できていると感じたら、やっぱり人間嬉しいもの。
仕事を通して身につけた能力は、子育てや家事などでも役にたてることができます。
もちろん待遇面などで不満がある場合もあるとは思いますが、次の仕事をすぐに探すのも大変ですしね。
なので、とりあえずはがんばってみましょう。
不満がある場合は仕事をがんばりつつも、次のような対処方法も同時にやられたらいいと思います。
不満であることを上司に相談する
がんばるにしても、なにか割り切れない気持ちもあるでしょう。
なので、そんな不満やモヤモヤした思いがあるなら、上司に相談してみましょう。
不満などはモヤモヤと自分一人で考えていても解決しないものです。
仕事は周りの同僚との連携で成り立っているものなので、やっぱりコミュニケーションをはからないと解決しません。
なので、不満点があるなら、上司に相談してみましょう。
やっぱり仕事というものは自分の能力に対して適度な負荷がある状態が、成長も実感できるし、やりがいも感じやすくなります。
その適度な負荷を上司と話し合っていくイメージです。
また、上司に相談するときは、不満な点を事前に整理しておくと、スムーズに相談しやすいと思います。
その整理する時、頭の中だけで考えても、グルグルと不満がまわって整理できなかったりもするのです。
思考を整理するときはノートなどに不満な点を書き出してみると、整理もしやすくなりますよ。
改善してほしい内容も伝える
不満点を伝えるとき、できたら改善して欲しい内容も伝えるといいと思います。
例えば、
- 責任が重い仕事をやっているのに、社員さんが書類のチェックをしてくれないのであれば、チェックしてもらうように頼む
- ここまではできるけど、ここまでは難しいという区切りの部分があるのなら、「その部分は私には難しいので別の方に」などと頼む
など、ただ不満を伝えるだけでなく、改善してほしいポイントも伝えるといいでしょう。
もっといえば、不満な状況を改善する代替案みたいなものを提案できたらさらにいいとは思います。
でも、パートの立場ではそこまでは難しいかもしれないので、改善してほしいポイントも伝えるようにしましょう。
上司に相談するときは…
上司に相談するときは、こちらの要求を一方的に伝えるのではなく、角が立たない伝え方をすることも大事です。
例えば、
- 「申し訳ないのですが、○○な仕事はパートの身分としては責任が重すぎるように思うのですが…」
などとこちらも「申し訳ない」という姿勢をだすことで、相手も聞く耳を持ってくれやすくなりますよ。
どうしても納得できなかったら…
上司と相談した結果、どうしても納得できなかったら、『辞める』という選択肢もありだと思います。
会社の中には
- 自分とどうしても合わない会社
- あきらかに要求が強すぎる会社
もあったりするもの。
そのような環境では、あなた自身が働くことが大変すぎます。
与えられた仕事をがんばってみて、なおかつ上司とも相談して、やっぱり「無理」だと思うのなら、辞めることは選択肢の一つとしてありだとは思いますよ。
まとめ
パートなのに責任が重いことについての肯定的な意見、否定的な意見、そしてその対処方法について解説しました。
辞めるという選択肢も最後に紹介しましたが、これは最後の手段なので、まずは上司に相談してみてくださいね。
上司に相談すると、ガス抜きにもなって、「仕事をがんばろう」という気持ちになったりもします。
仕事においてコミュニケーションをはかろうとすることはとても大事なことなので、まずは相談してくださいね。
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