新入社員が休みがちだと困ってしまいます。
新人なのに欠勤が多いと、
- どう対応してあげたらいいのだろう?
- 私の対応が悪かったのかな?
- なにか理由があるのかな?
などなどいろいろ考えてしまって、こっちの気持ちが疲れたりすることもあったり。
そんな新入社員への対応方法を考えるのも大変です。
そこで、新入社員が休みがちの理由を整理して、その対処方法を解説していきます。
この記事を読めば、その新人さんへの対応方法がわかるかもしれませんよ。
新入社員が休みがちなことの考えられる理由は?
その新入社員は病気などの理由で休みを伝えてきていることが多いとは思います。
でも、実際の理由は病気などではないかもしれません。
例えば、
- 職場の雰囲気に馴染めていない(社風に合わないなんてこともあります)
- 上司や先輩との関係が嫌(こちらが優しく接していても新人さんが人付き合いが苦手なことも)
- 一度休んでしまったら再度行きにくい(やっぱり一回休んでしまうと、タガがはずれるものです)
- 会社が合わないと転職活動をしているから(なかなかしたたかな新人ですね 笑)
などなどの理由も考えられます。
このように、会社が嫌で辞めたい気持ちが出てきている可能性も。
(もちろん単に病気がちであったりして、やむ得ない事情も休んでいることもあるとは思います。)
嫌で仕事を休んでいるなら、その新入社員はうつ気味であることも考えられるでしょう。
こちらとしては成長して戦力になってくれたら嬉しいのですが、なかなか思うどおりにいかないものです。
自分も新人のときを思い返すと行きたくない気持ちもわかりますが、「もう!新人のくせにちゃんと来いよ!」って感じですね(笑)
新人の休みが多いときの対処方法は?
体調を気遣う
その新人が休みがちなときの対応方法として、まずは体調を気遣うことが第一です。
- 「たびたび休んでいるけど、大丈夫?」
- 「仕事をはじめたばかりで体調くずしていない?」
などと体調を気遣ってあげましょう。
その新人さんがあまりに休み過ぎだと仮病を疑ってしまいますが、まずは新人さんを信じてあげて体調を気遣うことからやってみるといいです。
もちろん仮病の可能性もあるのですが、最初から仮病を疑ってしまうような聞き方をしてしまうと、その新人さんと信頼関係が壊れてしまいます。
なので、まずは体調などを気遣ってあげましょう。
病院の診断をすすめる
体調を気遣うのと同時に病院の受診をすすめてみるのもいいです。
「社会人として体調を管理することも大切。」などと体調管理のために一度病院を受診をすすめてみましょう。
本当に体調をくずしているのなら、こちらがあれこれ考えても仕方ないです。
医療的に治療が必要なら、お医者さんなど専門家にまかせるべき。
自分たちができることはやってあげたらいいですが、できないこともあります。
なので、仮病などと最初から疑わずに、病院受診をすすめてあげましょう。
こんなこと言わなくても、自分で受診して診断書もだしてくれたらいいのですが、まったく気を使わせる新人さんですね(笑)
上司に相談する
休みがちな新入社員がいるときは、上司に相談しておくようにもしましょう。
その際、体調を気遣ったり病院受診をすすめたりといった自分がやっているアプローチも伝えるといいです。
上司と相談することで、その新入社員のことを一緒に考えることもできますし、上司に伝えていることで責任も自分一人だけはなくなります。
休みが多いような新入社員は、ある意味、問題社員ともいえます。
新人さんが休むことは部や課全体に影響がでるような問題ともいえるので、一人でかかえこまず上司に報告相談するのが筋です。
人事部があるのなら人事部が解決に動いてくれるかも知れませんが、直属の上司に相談するのが先だと思います。
上司には上司の考え方もありますしね。
なにか問題があるのか気遣う
その新入社員が休みがちであるなら、体調以外にもなにか問題がある可能性もあります。
そこで、何か問題を抱えているのかを聞いて、気遣ってあげるといいです。
この場合も、最初からズル休みを疑わずに、どんな問題があるか聞いてあげましょう。
大きな問題があるときは、あなただけで解決できるケースも少ないと思います。
この場合も新人の言い分を伝えて上司に相談するようにしましょう。
必要以上には心配しないことも
その休みがちな新入社員のことを、必要以上に心配しないことも大切です。
ちゃんと気遣ってあげることも大事ですが、「仕方ねーなぁ」くらいの軽さも大事な感じ(笑)
その新人さんは
- 仮病などウソをついて休んでいるのか
- 病気などやむ得ない理由で休んでいるのか
どちらかわかりません。
何にしろ、
- 本人が気持ちを切り替えるか
- 病院を受診する
などをしない限り、何も変わっていきません。
体調など気遣って、病院受診もすすめて、上司や人事に相談もしてなどやるべきことをやっているなら、必要以上に心配しないことです。
必要以上に心配すると、あなたが疲れてしまいますしね。
休む理由はわかりませんが、なんにしろその新人さんが中心になって解決すべきことです。
その新人さん以外は、基本的にアドバイスなどの手助けくらいしかできません。
やるべきアドバイスをしているなら、必要以上に心配してあなた自身が疲れないようにしましょう。
もしあなたが優しすぎる性格ならば、ほっておいたら辞める!くらいにドライに考えるのもいいかもしれません。
もし連絡方法がまずければ
たびたび休むような新入社員は連絡方法もまずかったりすることも。
例えば、
- メールで伝えてくる
- 始業してから伝えてくる(本来は始業までに休みを伝えるもの)
- 上司や教育係に伝えず、別の人に伝える
など連絡の仕方がおかしいときがあります。
もし連絡方法がまずければ、ちゃんとルールに沿った連絡をするように伝えてあげましょう。
しかし、報連相は大事とは言いますが、連絡の仕方そのものを教えるなんて本当に大変です(笑)
就業規則(社内規定)を確認しておく
就業規則には欠勤が多い場合の解雇規定や休職の規定なども載っていることが多いです。
そんな規則も確認しておくと、上司や人事に相談するときなどに相談がしやすくなります。
ただし、注意なんですが、もしあなたに裁量権がない場合は、「こんな就業規則があるぞ」とその新人さんをおどす感じにするのはやめておきましょう。
新人さんと必要以上にもめても仕方ないですしね。
裁量権がある上司や人事にまかせるようして、相談を円滑にすすめるために就業規則を確認しておくイメージです。
あまりに休むのひどいなら
その新入社員があまりに休むのがひどいなら、いったんその人はいないものとして、仕事の割り振りを考えたほうがいいです。
毎回毎回、仕事の割り振り直しをするのは大変ですし、突然仕事を割り振られた職員も困ってしまいます。
あえて割り振りするなら簡単な仕事を割り振っておくなどをしておきましょう。
新入社員の欠勤が多いことが改善されないなら
上司と相談して、話をしてもらう
上のような体調を気遣ったりするようなアプローチをしても、やっぱり欠勤が改善していかないなら、上司に再度相談するようにしましょう。
あきらかにひどい勤務姿勢であれば、退勤という可能性もありますが仕方ないです。
企業は社員を育てる役割もありますが、慈善事業でもありませんしね。
欠勤を有給などではなく、どのように処理するかも上司や人事が判断してくれると思いますよ。
診断書をだしてもらう
病院を受診したのなら、診断書をだしてもらうといいです。
もし仮病ならその新人さんは困ることになりますし、ちゃんとした病気ならその新人さん自身を守ることにもつながります。
まったく改善する様子がないのであれば、診断書や受診証明書などをだしてもらうようにしましょう。
辞めることになった場合も…
もしその新人さんが辞めることになった場合も、必要以上に気にする必要はありません。
その新人さんがどこまで自覚しているかわかりませんが、欠勤が多いということは無自覚に辞めたがっていたということでもあります。
「その新人さんの希望通り辞めれてよかったね」くらいで流して、必要以上の心を動かされないようにしましょう。
その新人さんが辞めても、あなたのやるべき仕事はたくさんあるはずですしね。
まとめ
新入社員が休みがちのときの対応方法をお伝えしました。
ちゃんと来てくれたらこんなこと考えてなくてすんだのにね。
記事内でも書きましたが、休みがちな新入社員のことを必要以上に気にせず、あなたのやるべきことをやってみてくださいね。
本当にお疲れさまです。
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