親戚付き合いをしたくない!
そんなことってありますよね。
自分がそう思っているかもしれないし、自分のパートナー(夫・妻)がそんなふうに言って困っていることもあるでしょう。
そこで、この記事では親戚付き合いについて、
- 肯定的な意見
- 否定的な意見
を紹介していきます。
様々な意見を知ることで参考になることもあると思います。
また、
- 自分の配偶者が親戚付き合いしたくない場合
- 逆に自分の配偶者から親戚付き合いを求められている場合
の2パターンの対処方法も解説していくので、こちらも参考にしてみてくださいね。
親戚付き合いがしたくない?!することのメリットは?
何かあったときに相談できる関係
やっぱり親戚は何かあったときに相談がしやすい関係でもあります。
たいした付き合いがなくても、親戚というだけでつながりあえたりするものです。
『親戚は付き合うもの』という世間の常識もあるので、そんな常識に乗っかって相談しやすい雰囲気が世の中にはあります。
突然の事故などで両親がいなくなったときなど、親戚と縁を切っていたら親戚の手助けなしにお葬式、法事などをこなす必要もあったり。
その他の相談にものってくれたりもします。
相談する相手が確保されているのは、親戚付き合いの大きなメリットといえるでしょう。
家族以外の家を知ることができる貴重な関係
親戚付き合いをしておくと、自分の家族以外の家がどんな感じなのか知ることができるのもメリットです。
今は地域のつながりも薄くなってきているので、よけいに他人の家について知る機会がなかったりします。
他の家族とお付き合いすることで、生きていく上で知っておくといい様々な常識も知れたりするものです。
親戚付き合いをすると、そんな自分の家族以外の家の常識がしれて、生きる知恵として活用できたりしますよ。
結婚式のときに自分の親戚だけ少ないとバランスが悪くなる
親戚付き合いをしていないと、結婚式のときに自分の親戚だけ少なくなって、結婚相手とバランスがとれないことも。
結婚式では結婚相手とのバランスを見ながら、席の配置決めをします。
そんなときに自分側の席には呼ぶ相手がいないと、ちょっと困ったり…。
まあ、結婚する両家が気にしないのならバランスが悪くても大丈夫なんですが、親戚が来ないことで相手方の親も「親戚と仲が悪いのかな」と気にしたりしますしね。
親戚付き合いをちゃんとしておくと、そんなこと考えなくてもいいので、結婚式に呼べる親戚を確保できるのもメリットといえるでしょう。
保証人になってくれる
親戚付き合いをしていると、保証人になってくれることも大きなメリット。
親がいつまでも元気とは限らないです。
親が亡くなってしまったときなどは、保証人を親戚や友人に頼むしかなくなってしまいます。
でも、やっぱり友人にはちょっと保証人を頼みにくいなんてこともあるでしょう。
そんなときに頼りになるのが、血のつながった親戚です。
人は一人で生きているわけではない
親戚付き合いをするメリットではないのですが、やっぱり人は一人で生きていけるわけでありません。
助け合って教えあうのが、この社会でもあります。
そんなことを意識する意味でも、親戚付き合いをしておくといいでしょう。
また、親戚付き合いをすることで、自分を成長させることもあったり、子供がいるならいろんな価値観にふれることができるでしょうしね。
親戚付き合いがだるい?!することの否定的な意見は?
いざとなったときに別に頼れるわけではない
今まで肯定的な意見をお伝えしましたが、もちろん否定的な意見も親戚付き合いにはあります。
そんななかで多かったのは、『何かあったときに頼れるのは親までで、親戚まで頼れないのが実際』という意見でした。
確かに私自身のことを考えてみても、本当に困った時でも親戚に頼るかどうかはわからないと思いました。
もちろん相談ぐらいはできると思いますが、親が生きていたら親にしか相談しない場合も多いのではないでしょうか。(普段付き合っている親戚との関係性にもよりますが…)
親が亡くなっていたとしても、兄弟(姉妹)がいるなら、兄弟(姉妹)に相談するもの。
兄弟がいないのなら、親戚付き合いは多少あったほうがいいかもしれませんが、相性によるとは思います。
実際、自分の親が亡くなったけど、何もしてくれなかったケースもあったり。
結局相性が悪かったり、普段から付き合いがなかったら、困っても何もしてくれないケースも多く聞きます。
『遠くの親戚より近くの他人』なんて言葉もありますしね。
(この『近く』は物理的距離だけでなく、精神的距離も含まれるでしょう)
血がつながっていることで迷惑かけれることもある
血がつながっていることで礼儀にかけていて、逆に迷惑をかけられたりすることも。
親戚間で変なわだかまりや争いもあったりするのは、ドラマでもよく見かけますよね。
例えば、
- 変な常識を押し付けてきた(例えば、親戚だからと夜遅い時間に電話してきたり)
- 遺産相続でもめた
- 求めていないのに、とやかく意見してくる
などなど様々な迷惑をかけられることもあったり。
そんな迷惑をかけてくるような親戚には、何かあったとしても相談できないでしょうし、メリットが感じられないかもしれません。
正直、親戚付き合いしないほうが楽
正直、親戚付き合いしないほうが楽という意見も多かったです。
上に書いたような迷惑行為をしてこなかったとしても、やっぱり親戚には何かと気をつかいます。
「最低限、お葬式などの手伝いさえやっていれば、別に親戚付き合いしなくても構わないのでは?」なんて意見も多くみられましたよ。
何かのときの準備を自分でしておくと親戚付き合いなんていらない
親戚付き合いの大きなメリットして、『何かあったときに頼れるから』ということがありました。
でも、『その何かのときのための準備を自分でしておくと、親戚付き合いなんていらない』なんて意見も。
確かに、ちゃんと日頃から貯金などをしていれば、お金で解決できるケースも多いです。
親の葬儀も葬儀屋さんに相談すればいいだけですし、様々な保険のサービスなどに加入していれば何かあったときの保証もあります。
また、最近は賃貸マンションなどを借りるときに保証会社というものもあって、この保証会社のサービスを頼むと、家族や親戚の代わりに保証人になってくれます。
入院時などにも連帯保証人が必要になりますが、こんなことにも保証会社があったり。
親戚付き合いが希薄になっている世の中だとは思いますが、本当にいろんなサービスがあるんですね(笑)
親戚付き合いしたくない(させたい)配偶者がいるときは?
ここからは親戚付き合いしたくない(させたい)配偶者がいるときの対処方法を紹介します。
結婚していない場合も将来参考になると思うので、今後の参考にしてみてくださいね。
親戚付き合いしたくない配偶者がいるときは?
親戚付き合いしたくないパートナー(夫・妻)がいるときは、まずは自分側の親戚は基本自分で対応するようにしたらいいでしょう。
また、自分の両親や親戚にその配偶者のこともフォローしてあげることも大事。
配偶者(パートナー)にも親戚付き合いさせたい気持ちもわかりますが、やっぱり育った環境によって価値観が異なるものです。
親戚も大事ですが、もっと大切なのは自分の目の前の家族のはず。
親孝行や親戚付き合いがしたいなら、まずは夫婦円満が前提ともいえます。
なので、自分側の親戚から何かお祝いなどをもらったら、自分が対応するようにしましょう。
また、どうしても親戚付き合いをさせたないのなら、あわてないことです。
その配偶者の育ってきた家庭が親戚付き合いがなかっただけかもしれないし、親戚から嫌な思いを受けたこともあるかもしれません。
なので、なぜ親戚付き合いがしたくないのか、あわてずに配偶者のことを理解してあげるようにしてあげましょう。
そんなふうに相手のことを理解しようとしてから、親戚付き合いがどの程度からはじめるのが可能なのかその配偶者に聞いてみたらいいと思います。
相手を理解する姿勢がなかったら、そのパートナーからの反発をまねくだけだったりするものです。
相手を理解しようとしてから少しずつ相手の価値観とのすり合わせを少しずつやっていく感じ。
せっかく結婚したのに、親戚付き合いのことで仲悪くなったらもったいないと思います。
最初は全然付き合いがなかったのに、徐々に打ち解けて仲良くなったケースもあるので、あわてず配偶者の理解してあげることからはじめてみてください。
逆に親戚付き合いを配偶者から求められたら
逆にパートナーから親戚付き合いをするように求められるケースもあるでしょう。
その場合、配偶者に親戚付き合いの仲介役・フォロー役になってもらうように頼むといいです。
例えば、法事など何か集まりなどがあったときは、できる限り自分から離れずフォローしてもらうように頼む感じ。
やっぱり知らない親戚がいるような場所に行くときは辛いものです。
なので、パートナーにフォロー役を頼んでみましょう。
(まあ、そうはいってもどこかで親戚と話することも必要だと思います。下の記事は法事での親戚との会話の話題や気をつけることも解説しているので、よければあわせて読んでみてください。)
ただ、どうしても親戚付き合いがしたくない場合もあるとは思います。
そんなふうにどうしても親戚付き合いがしたくないなら、親戚の集まりにはその配偶者だけ行ってもらうように頼むようにしてもいいでしょう。
頼むときは何か嫌なことがあったエピソード(例えば、ある親戚から嫌なことをされたなど)も交えて話すと、相手も納得してくれやすいです。
この場合も相手のことを理解しようとして、相手の気持ちも立てつつ自分の思いを理解してもらうように努力しましょう。
また、パートナーが親戚付き合いをやってくれたときは、そのパートナーへの感謝の気持ちをしめすようにしてくださいね。
「ありがとう」の一言が夫婦関係を円満にするものです。
実は私も「ありがとう」」と言えないときは、パートナーとケンカばかりしていました。
でも、相手のやってくれたことに「当然」と思わず、「ありがとう」と感謝の気持をあらわすことでケンカもしにくくなりましたよ。
終わりに:親戚付き合いすることって結局…
この記事では親戚付き合いすることの、
- 肯定的な意見
- 否定的な意見
など、様々な意見を紹介しました。
確かに親戚というきっかけがあることで、付き合いはしやすいのは事実です。
乱暴な意見かもしれませんが、同じクラスになったら仲良くなりやすいのと同じことともいえます。
(もちろん、その人の価値観によっては親戚のほうが深いと思われるかもしれませんが、『付き合うきっかけ』という視点で見れば同じということです。)
でも、そんな親戚というきっかけがあっても、仲良く付き合いするかどうかは相手によります。
その親戚がもめごとを起こすようなトラブルメーカーだったり、親戚間で争いばかりしているなら、親戚付き合いなんていらないでしょうし…。
実際肯定的な意見を見ると、親戚もみんな紳士的でうまくいっているような人が多かったです。
逆に否定的な意見を見ていくと、親戚がトラブルメーカーだったりするために、否定的な意見になっている人が多かったと思います。
こんな意見を数多くみて、親戚関係も友達関係と一緒で、相性がよければお付き合いをしたらいいですが、相性が悪いのに無理に付き合うことはないと私個人的には思います。
親戚付き合いもいろいろあると思いますが、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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