新入社員なのに遅刻ばかりしていると、ヤバいと思いますよね。
寝坊して遅刻すると「やっちまったぁ!」って感じです(笑)
でも、実際のところは新入社員が遅刻することってどう思われるのでしょうか?
そこで、この記事では新入社員が遅刻ばかりするとどう思われるのか?を解説していきます。
また、「がんばれ!新入社員!」って感じで、遅刻を繰り返してしまうことへのアドバイスもあわせてお伝えしていきます。
新入社員が遅刻ばかりするとどう思われるの?
遅刻は1回でもやってしまえば…
新入社員は仕事上のミスがある程度は許される存在です。
でも、遅刻はミスといっても、仕事の内容というよりは人間性が問われるミスでもあります。
なので、遅刻は1回でもやってしまえば、周りから「そんな人間性なんだ」と思われるものなんです。
厳しい話を言いますが、遅刻は何回までOKという話ではなく、1回でもやってしまえばそんなふうに見られるもの。
もちろん病気などの本当にやむ得ない理由があれば別ですが、それくらい厳しいものなんです。
社会って厳しいですね…。
でも、現状そうなので仕方がないんです。
甘えがあると見なされる
やっぱり遅刻を何度でもやってしまうと、「甘えがあるのでは?」と見られてしまいます。
- 「新人だから許してもらえる」と思っている
- 学生気分が抜けていない
のように周りから思われるものです。
新入社員とはいえ、お金をもらっているプロという自覚が足りないと。
「もう少し新入社員に優しくしてくれよ!」とも正直思いますが(笑)、実際の周りの見方はやっぱり厳しいんです。
新入社員のときから将来が…
繰り返しますが、新入社員のときに遅刻が多いと、そんな人だと見られてしまいます。
新入社員だから「後から巻き返せばいい」と思われるかもしれませんが、新入社員のときに将来が決まってしまうことも会社組織ではあるんです。
新入社員といえども、結構周りの職員も見ていますし、評判もいろんな人に伝わるもの。
遅刻が多いというような評判は悪いレッテルとして貼られてしまいます。
こんな悪いレッテルが貼られている人間には、やっぱり大事な仕事をまかせたくないと思うのが普通ですよね。
仕事って新人時代から信用の積み重ねとも言えます。
なので、新人から遅刻が多いと、信用がおけないからと最初のスタートダッシュも起こしにくくなるんですよ。
私の同僚も遅刻を繰り返す人がいましたが、「仕事以前の問題だ」と上司から評価をくらってました。
実際、その同僚は周りから『こまったちゃん』的に見られていて、仕事での発言も適当に流されることも多いように見えました。
もともと新人は下っ端なので…
新入社員はもともと下っ端です。
なので、会社組織からしたら、一番下に見られる存在です。
当然ですが、新人なので仕事も覚えていないし、経験もあさいですし…。
そんなふうに下に見られやすい存在なのに遅刻をしてしまったら、先輩や上司もさらに下に見てしまいます。
新入社員という階級では一番下なのに、遅刻することでその新入社員のなかでも一番下に見られる可能性もあがってしまうんです。
たかが遅刻とはいえ怖いですね。
一瞬で最下層の階級に行ってしまう恐ろしさがあります…。
そもそも日本は時間に厳しい雰囲気がある
そもそも日本は社会全体で時間に厳しい雰囲気があります。
例えば、
- 電車はダイヤ通り動くし、動かなければ謝罪のアナウンスが入る
- ピザなどの出前も遅れると、謝罪して割引チケットを渡してくれることもある
- 配達などもほぼ指定した時間通りに届く
などなど時間を守る国民性があります。
日本では電車の遅れが1分で遅延と見なされますが、他の国は5分や10分遅れないと遅延と見なされません。
なんでもイタリアでは15分未満の電車の遅れは定時あつかいだそう。
こんなふうに外国にくらべて日本はもともと時間に厳しい社会なので、会社に遅刻してしまうとより厳しい目線にさらされがちになるんです。
生まれてきた国がもっと時間におおらかな国だったら良かったのかもしれませんね(笑)
新卒で遅刻が多い場合の改善方法は?
ちゃんと自分に問いかける
新人なのに遅刻が多いなら、「なぜ遅刻したのか」などをちゃんと自分の問いかけることが大事です。
自分に問いかけて分析して
- 遅刻をしてしまう理由
- 遅刻を繰り返してしまう理由
などを明らかにするんです。
理由がわからなければ、対策も立てにくいですしね。
遅刻はやってしまったものなので仕方ないです。
でも、ミスをちゃんと見つめて分析したら貴重な経験となります。
私の友達にも新入社員時代に
- 遅刻も何度もする
- その他仕事上でもミスをしたりする
人がいました。
でも、その友人はミスをちゃんと見つめて一つ一つ対処していったら、どんどん出世していきました。
確かに遅刻は仕事以前に人間性が問われるようなことでもありますが、ちゃんと対処していったら周りの見る目も変わっていくものです。
新入社員で遅刻というゼロからではなくマイナスのスタートになっていたとしても、がんばれば十分、巻き返しできますよ。
謙虚さ・素直さ・誠意をしめす
遅刻をしたときは、
- 謙虚さ
- 素直さ
- 誠意
が大事です。
- 謙虚に反省して、周囲のアドバイスを受け止める。
- 素直に自分のやってしまったことを認める。
- 遅刻したなら誠意をもって時間に対する努力を見せる。(逆に30分早く出社して掃除をする。サービス残業をしてでも遅れた分を取り戻す姿勢をみせる。など)
この3つは遅刻だけでなく、仕事でのすべての面において大事です。
遅刻してしまったのは残念ですが、この3つに気付く機会が与えられたと前向きに取り組んでいかれたいいのではないでしょうか。
実際、これら3つ(謙虚、素直、誠実)を大事にしている先輩が近くにいるのですが、周りの人からの人望があつくなって仕事の評価も高いですよ。
上司の管理評価も下がることを
遅刻することは、その遅刻した本人だけの評価が下がるのではありません。
実は上司も管理責任が問われて、上司の評価も下がってしまうんです。
この上司の評価も下がってしまうことを自覚して行動してみるのも、遅刻を防ぐには効果があります。
人って自分だけのことでは、どうしても甘く考えてしまうんです。
でも、人間は社会的な生き物なので、他人に迷惑をかけるとわかると行動を改めたりするもの。
「上司にも迷惑かける」と自覚すると、がんばって遅刻しないようにしようと思うものですよ。
目覚まし時計はこんな工夫も
目覚まし時計などを工夫することで、寝坊での遅刻を防ぐこともできます。
例えば、
- 目覚ましアラームがなったら、布団からでるようにする
- 布団から遠くに目覚ましを置く
- テレビのタイマーもセットする(リモコンは当然布団の近くに置かない)
- 何個も目覚まし時計と使う
などなどいろんな工夫が考えられます。
朝起きることに自信がなければ、上に挙げたことをすべてやってもいいでしょう。
人間は弱いものなので、やる気だけでは長続きせず、また寝坊して遅刻するかもしれません。
なので、具体的な寝坊しないような環境や仕組みを作る事も大事です。
起きたら布団から出るような仕組みを自宅に作ることで、自然に朝起きることが習慣化しやすくなりますよ。
休みの日も規則正しく
新入社員のうちは必要以上に疲れてしまって、休みの日に朝ゆっくり寝てしまいがち。
確かに疲れをとることも大事なんですが、休みの日に生活リズムがくずれることが遅刻を繰り返す原因になっているなら問題です。
なので、しばらくは休みの日も規則正しく起きるようにしましょう。
そうすると、生活リズムが整って遅刻もしにくくなります。
ちなみに休みの日も規則正しく起きるようにすると、遅刻だけでなく様々なメリットもあるんです。
新入社員のうちはいろいろなことができなくてモヤモヤすると思いますが、休みの日も早起きすることで、これらのことをしっかり考える余裕ができます。
早起きしてウォーキングなどをして気分転換するのもいいでしょう。
「休みの日に早起きなんて…」なんて思われたかもしれませんが、実際やってみると心もスッキリした感じになってメリットはかなり多いんですよ。
まとめ
新入社員が遅刻ばかりしたときの周りの見え方とその改善方法を解説しました。
新人として働くことはかなり緊張して大変だと思います。
でも、この新入社員でがむしゃらにがんばったことは、将来必ずいきてくるのでがんばってくださいね。
遅刻グセも必ず改善できますよ。
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