買い物が下手で困っている…。
そんなこともあると思います。
なんと買い物下手だったら貧乏になる、なんていう衝撃的な話も(笑)
買い物が下手ということは、お金の使い方が下手ということ。
なので、貧乏になるかどうかはわかりませんが、少なくともお金持ちにはなれなさそうです。
そこで、この記事では買い物が下手から上手になるための方法を解説します。
この記事を読めば、貧乏ってことにはならないかも???
買い物が下手なので貧乏?!お金の使い方が上手になるには?
安い『だけ』で買わない
買い物が下手ということは、安い『だけ』で物を買っていることが多いです。
別に安い物を買うことは間違いではありません。
でも、『安い』を理由に買い物をしているのが、間違いなんです。
『必要』だから買うのではなく、『安い』から買うというふうになっていることがダメなんですね。
「そんなことはない」と思われるかもしれませんが、結構私たちは『安い』という理由だけで買い物しています。
- セール中だから
- 思わず安い商品を見つけたから
- クーポン券があるから
- ポイント5倍デーだから
- 5%オフデーだから
- 安売りのチラシやはがきが届いたから
- 3セットで○円だから(靴下や下着に多いですよね)
などなどの理由で特に必要ないのに買い物に行ったり、思わず買ったりしています。
たちが悪いのは無駄遣いをしたという自覚もなく、むしろお得だと思っていることです。
でも、実際は不必要な物を買ったりしているケースもかなり多く、長期的には損していることも多々あります。
お得と言われてちょくちょく使っていたら、無駄な物もおのずと増えるしお金もたまらないもの。
そして、安いものはやっぱり長持ちしないし、物が増えたら置き場所も必要になって今度は棚を買ったりと新たな無駄遣いを誘発します。
そもそもおすすめ品は売る側の都合の品だったりも…。
実は私もポイント5倍デーだからとショッピングモールに行って、行楽用のお重みたいなお弁当箱を買ってしまったことがあります。
でも、そのお弁当箱を実際使ってみると、すこぶる使いにくかったです(笑)
しかも、後日別の店に行ったら、もっと自分好みのお弁当箱があってガッカリしたことが…。
このように『安い』という理由だけで買い物すると失敗することが多いです。
買い物の格言でも、
- 安物買いの銭失い
- 買う理由が値段なら買うな
というものがあります。
そんな格言が残るくらいですから、安いだけで物を買っていることは失敗しているケースが多いということがわかりますね。
- 『安い』から買うのではなく、必要な物を買うために安い日を選んでいる。
- クーポンのために買い物をするのではなく、必要なものを買うためにクーポンを使う。
- ちょうどこの数必要だから、セット商品を買う。
などの理由で『安い』からではなく、『必要』だから買うようにしましょう。
『安い』は買うための理由ではなく、オプションの1つくらいに考えるといいですよ。
買い物前に「買う」と決めたもの以外は保留にする
買い物が下手であると、買おうと思っている物以外にも良さそうな商品があれば、思わず衝動買いしてしまいます。
この衝動買いは、買い物を失敗する大きな理由です。
衝動買いはそこまで深く商品について考えられていないことが多いので、どうしても買い物失敗する可能性があがります。
なので、衝動買いを防ぐことが大事。
そこで、
- 買い物に行く前に、買い物リストを作って行く
- 買い物リスト以外で欲しい物があれば、いったん保留する
というふうにすると、衝動買いを防げます。
店で散々迷っていたのに、いざ家に帰ってみると意外と欲しくなかったことに気付く、なんてことありませんか?
私はしょっちゅうあります(笑)
やっぱり商品を前で見ていると魅力的に感じて、冷静に物事を考えにくいです。
なので、いったん保留にして家に帰るようにしましょう。
そうすると、冷静にその商品について考えられるようになりますよ。
買うべき理由ではなくあえて、買わない理由を考えてみる
買い物を上手にすすめるためには、買うべき理由ではなく、あえて買わない理由を考えてみるのもいいです。
やっぱり商品が欲しくなると、その商品のメリットばっかり考えてしまいます。
- この商品があったほうが便利
- この商品があると、こんなにいいことがある
などなどの良い理由ばかり考えてしまうもの。
でも、それでは冷静に判断できているとは言えません。
そこで、あえて買わない理由を考えて見るんです。
- この商品はいいけど、家にある物でもいいかも
- 意外とそんなに回数を使わないかも
- 本当に便利かどうかわからない
などなどあえて批判的な目線であえて見てみると、冷静にその商品について考えられます。
そんな買わない理由を並べて、それでも必要と思ったら買うようにしたら、買い物の失敗が減らすことができますよ。
気分で買い物しない
買い物を上手にすすめるためには、気分で買い物をしないことも大切です。
- セールをしていると何となく買ってしまう
- そのときのテンションで思わず買ってしまう
- 店員さんと話をして何となく買う
- ストレス発散
- 店の雰囲気
などなど気分で買い物することって多いですよね。
私も買い物がストレス発散になっているので、よくわかります。
そして、商品を見ていると『ときめく』ことってありますもんね(笑)
でも、こんな気分で買い物していると、失敗する買い物も増える傾向に…。
確かに、本当にときめいたものは買えばいいと思います。
直観も買い物で必要な要素ですしね。
でも、気分だけでなく、ちょっとだけ冷静に考えてみてください。
「本当にそれが必要なのか?」という視点でもう一度商品を見てみると、意外とそこまで魅力的でなかったりします。
気分だけで買い物せず、冷静な視点ももつように努力することで買い物下手も克服しやすくなりますよ。
店員さんの言いなりにならないことも…
専門家の意見も重要ですが、お店の人は基本的に物を買ってもらおうとしています。
(本当に仲良くしている友人や親戚がいたら別ですが)
なので、全てが人任せだと、どうしても相手のいいようにやられてしまうことに…。
そこで、今はスマホでも手軽に調べられるので、自分でも多少は調べてみましょう。
そして、どんな物がいいのか自分なりに知識を入れてから店の人に相談するといいです。
やっぱり自分の知識が全くない状態と、少しでもある状態でも判断も変わってきます。
知識が全くない物は、逆に買わないようにしてもいいかもしれません。
例えば、先日私の友人はプリンターを買ったのですが、「店員さんの言うままに買ったら自分好みの商品ではなかった。」と言っていました。
商品は悪いものではないのですが、コピーがやりにくいなど自分が使う目的と多少異なっていたようです。
店員さんも悪気があって薦めているわけではなかったので、「自分の観察不足だった」となげいていました。
事前にある程度調べていたら、こんなことは起きにくかったでしょうね。
服の買い物を失敗する場合は…
服の買い物が下手な場合は、センスがないのに衝動買いしている可能性もあります。
そこでセンスを少しでも鍛えるために
- ファッション雑誌を読み込む
- 自分がいいと思うのは切り抜いてスクラップしておく
- 好きなモデルを見つけてコーディネートをパクる
などのことをやってもいいです。
こういうスクラップがたまったり、好きなモデルが何人も見つかると、徐々に自分のセンスもあがっていくし、自分が本当に好きなものもわかってくるもの。
私もセンスがないほうだったので、一時期ファッション雑誌を読みこんで、センスや知識を磨きました。
今でもそんなに大したセンスはありませんが(笑)、以前よりも自分が好きで似合う服についてわかっているつもりなので、服の買い物で失敗することはかなり減りまししたよ。
お金以外の価値観でも考えてみる
買い物下手を克服するためには、お金以外の価値観で物事を考えてみるのもいいです。
やっぱり買い物が下手な人って、値段などお金だけを見て買い物をしているケースも多いように思います。
お金だけ見ている結果、お金の使い方も上手くないような…。
実はお得かどうかってお金だけではありません。
- 時間
- 気持ち
- 健康
などなどのお金以外にも考えていたほうがいい基準もあります。
例えば、
- ロボット掃除機
- 食洗機
- 便利調理器具(多機能なオーブンレンジや入れておくと料理ができる電気鍋などありますよね)
などの便利家電は値段が高いし自分でやることもできるので、一見必要ないようにも思えます。
でも、お金だけでなく、
- 家事労働の時間から解放される。
- 精神的にもゆとりが生まれるので家族にも優しくなれる。
- 便利調理器具を使うことで油が少なく料理ができて健康になれる。
などなど、時間、気持ち、健康にとってお得かどうかって大事です。
コスパや費用対効果ってお金だけなく、生活全般のいろんな軸で考えることができるはず。
買い物が上手な人は、
- いろんな視野から物事を考えられる
- 長期的な目線で見れる
な特徴もあります。
お金だけで損得を考えるのではなく、お金以外の軸でも損得を考えられるということを頭に置いておくと、視野が広がって買い物の失敗がしにくくなりますよ。
クレジットカードを使うのも…
買い物が下手なのであれば、クレジットカードを使うのも見直したほうがいいかもしれません。
確かにクレジットカードはポイントもたまるので、上手に買い物できれば便利ではあります。
でも、買い物が下手な人は、あまりクレジットカードには手を出さないほうがいいことも多々。
- 後払いで管理が大変
- ポイントがたまるからと財布のヒモがゆるくなりがち
- 分割やリボ払いができるのも危険(分割払いは、金利分カード会社を儲けさせてしまっているだけ)
などなどのデメリットもあります。
また、クレジットカードって実際に現金を払っていないので、買い物の感覚が麻痺もしやすいです。
特に買い物依存症的な傾向がある場合は、クレジットカードは本当に危険。
自分が買い物下手という自覚があるなら、あまりクレジットカードは使わないほうがいいです。
クレジットカードって便利は便利ですが、人間はその便利さに逆に支配されることってありますもんね。
今までの失敗例から考えてみる
買い物が下手な人は同じ失敗を繰り返したりしているもの。
なので、今までの失敗例を考えてみるのもいいです。
例えば、
- 似ているのばかり買っている
- 買っても着ない服がある
- 値段を見ないで買う
- 5足で1000円を5足もいらないのに買う
- 販売員さんにすすめられたから思わず買ってしまった
などなど自分なりにいろんな失敗をしていると思います。
私も思い返すと、いろんな失敗が蘇ってきます(笑)
これらの過去の失敗に気付いたら、「なぜこんな失敗したのだろう?」と自問してみてください。
そうすると、自分なりの解決策もおのずと見つかります。
たとえ、具体的な解決策を思いつくことができなくても、今までの失敗例に気付けば少なくとも気を付けるようになるはず。
自分の家の中を観察してみて、「これは失敗だぁ」って物を発見してみてください。
そこに買い物下手を克服するヒントが眠っているはずですよ。
必要なものかどうか考える
買い物が下手であるのは、『買い物のときに冷静に考えられないから』と、この記事内でも何度も言ってきたつもりです。
その冷静に考える方法をいろんな角度からお伝えしてきました。
やっぱり買い物で失敗しないためには
- その商品が本当に必要なのだろうか?
と冷静に考えることが大事です。
その商品が本当に必要なのか、冷静に考えようとしたら、おのずと
- 安い『だけ』で買い物しようとしない
- とりあえずは今必要なもの以外は買わない
- その商品のデメリットも考える
- 気分だけで買い物しないようにする
- 店員さんの言いなりにならないために商品のことを調べる
- 服を買うためにセンスを磨く努力をする
- お金以外の様々な視野から見ようとする
- 自分の特性に応じてクレジットカードも使う
- 失敗した買い物を考える
などのことをするはずです。
やっぱり「欲しい」という思いだけでは、どうしても冷静な判断がしきれません。
なので、買い物をする前には、「その商品って本当に必要?」と自問してみたらいいんです。
なかには、冷静に買い物をしたいので、その商品を見つけてから1週間おいて商品を買う人もいます。
私はそこまでやっていないので、見習いたいものですね(笑)
「その商品は本当に必要なの?」と何度も自問自答してみてください。
何度も「必要なのか?」を繰り返すと、自分なりの買い物ルールも定まってくると思いますよ。
まとめ:これでもう貧乏にならない?
買い物下手を上手にするための知恵を紹介してきました。
あなたが使いやすいものから、使ってみてくださいね。
もちろんあなたの生活の状況にあわせてアレンジもしてみてください。
この記事を参考に少しずつ買い物の態度が変わっていけば、おのずと貧乏から遠のくようになるかもしれませんよ。
下は買い物に迷ったときの判断基準を解説した記事です。
よければあわせてお読みくださいね。
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