幼稚園で早生まれだとついていけないかも…。
わが子が早生まれだとこんなことも思ってしまいますよね。
そこで、この記事では幼稚園で早生まれがついていけない理由を整理して、その対処方法をお伝えしていきます。
この記事を読んで、子供さんの接し方の参考にしてみてくださいね。
幼稚園は早生まれだとついていけない?不利なの?
早生まれだと…
学年が同じでも早生まれだと、4月5月生まれにくらべて実際は1歳近く年齢が下になります。
なので、成長も最大1歳くらい違うので、同じ学年の子供と比べて、うまくいかないことも多いです。
もちろんそのお子さんの成長具合は、各々の子供さんによって違っているので、成長が早い早生まれさんもいます。
でも、傾向として、春から夏にかけて生まれた子供と比べると、成長が追いついていない感じのことも多いです。
一般的にいわれているのは、『早生まれは小学校中学年くらいまでは同じ学年の子と差が出ることもある』とのこと。
こんな感じなので、「早生まれって損かも…」なんてモヤモヤした気分にもなりますよね。
私の子供も早生まれだったので、その気持ちはよくわかります。
ああ、早生まれの親って大変ですね(笑)
特に男の子だと…
また、特に男の子の場合だと、女の子に比べて成長が遅く見えてしまう子供さんも多いです。
実際、わが家も男の子ですが、同じ学年の正直女の子達に比べると、男の子のほうが成長が遅いようにも見えます。
そこまで多く接したわけではないのですが、ちょっとした会話の通じ方とかを比べると、女の子のほうが成長が早いような…。
まあ、これも『会話ができる』など社会的な成長が早いだけで、男の子は男の子で別の部分が成長しているとは思います。(一般的には空間認識能力などは男の子のほうが早いと言われています)
でも、早生まれで男の子であると、幼稚園のような集団生活では「大丈夫かな」みたいに思うママも多いようです。
(もちろん、これはあくまで性別での成長の違いの一般的な話で、子供さんによって違います。なので、女の子でも会話などの成長が遅い子供さんもいます。)
早生まれで幼稚園についていけないわが子の対処方法は?
心配しすぎない
早生まれで幼稚園についていけないと感じているときに大切なことは、『心配しすぎない』ということです。
当たり前ですが、心配しても子供さんが劇的に成長するわけでもありません。
子供さんのことを思う気持ちは大切ですが、心配しすぎると、そんな姿勢が子供さんにも伝わってしまって、「僕(私)はダメなのかな…」なんて子供さんが思ってしまったり…。
心配しすぎるのではなく、これからの成長を楽しみにする感じで接しましょう。
心配しすぎるのではなく、子供さんのポジティブな部分にフォーカスするような感じです。
例えば、早生まれなので、できていないことが多いということは、逆に考えると『これからたくさんできるにようなる』ということでもあります。
そして、子供の脳が急激に発達する幼稚園時代に、周りのちょっと進んだ子と学ぶので、お手本にしやすいという良い部分もあったり。
こんな感じで、ポジティブな部分にフォーカスして子供さんの成長を楽しみにして接してあげてみてください。
また、心配しすぎないようにするためにも、周りの子供さんと比べないようにすることも大事なこど。
もし比べるのなら半年前や1年前の子供と比べてあげて、成長を子供と一緒に実感してあげてくださいね。
早生まれでも半年や1年前の子供さんと比べると、確実に成長しているのではないでしょうか。
一人で遊んでいても…
早生まれで周りに比べて成長が遅いと、周りの子供と遊ばず一人で遊んでいることもあるかもしれません。
その場合も必要以上に気にしないようにしましょう。
幼稚園くらいの子供は、結構一人で遊んでいるものです。
周りの子供が一緒に遊んでいるように見えても、実際はそれぞれが単独で遊んでいることも多いもの。
一人遊びは成長過程では、とても大事なことです。
一人の時間を楽しく過ごせることで心も満たされ、徐々に友達など周りの環境に目を向けることもできます。
なので、子供さんが幼稚園で一人遊びをしていても、周りと比べず必要以上に気にしないようにしましょう。
自信をつけさせてあげるために
早生まれで幼稚園についていけないように感じるのであれば、家庭でフォローしてあげることもいいと思います。
ママと一緒にお友達とやろうとすることを練習する感じです。
- 工作
- 縄跳び
- ボール投げ
- お絵描き
- ひらがなドリル
などなど一緒にやってあげて、コツを教えてあげたらどうでしょう。
もしあなたがコツがよくわからなければ、『縄跳び 幼児 教え方』などで検索すると、親切なサイトやYou Tubeなどの動画もでてきますよ。
この場合も成長を楽しみにする感じで決してあわてず、できないからと無理にがんばらせるのではなく、その子供のペースにあわせてあげてくださいね。
少しずつやっていけば、そのお子さんなりに成長していきます。
徐々にできるようになれば、自信もできていくものです。
実際、私の子も早生まれで「成長が遅いかな…」と思っていたのですが、毎日少しずつひらがなドリルをやっていたら、半年くらいでかなりの数のひらがなを覚えました。
そして、このできたことをほめてあげると、すごくうれしそうにして、「自信も少しずつついてきたかなぁ」なんて思ったものです。
4月5月生まれは逆に…
早生まれだと幼稚園についていけなくて、心配になられていると思います。
でも、4月5月生まれの子供を持つ親も心配があるんです。
4月5月生まれは、早生まれと違って逆に「できて当たり前」と思われます。
その「できて当たり前」と見られることが、逆にプレッシャーになっているんです。
早生まれの親は「できなくて当たり前」みたいに周りも見てくれるので、おおらかに過ごしやすくなります。
親によって状況は違いますが、それぞれの親で悩みがあるもの。
なので、早生まれだからといって、必要以上に落ち込まないようにしましょう。
先生に相談する
早生まれで幼稚園生活が不安であるなら、先生に相談してみてもいいと思います。
例えば、
- 「少し成長が遅れているみたいですけど、迷惑かけていないですか」
- 「家庭でできることはありますか」
などと相談してみたらどうでしょう。
やっぱり幼稚園の先生は、幼児教育や幼児の成長についてのプロフェッショナルです。
『幼稚園教諭免許』という国家資格も持っているのですから、バックボーンとなる知識量が違います。
周りにも同僚の先生もいて、専門家同士で相談もできる環境にもいます。
なので、幼稚園での子供さんの生活が心配なら、一度先生に相談してみましょう。
また、先生に相談することで気にかけてもらえやすくもなるものです。
先生も人間だから、頼ってこられる人を放っておけません。
人って頼られると、うれしくなって「がんばろう」という気持ちにもなります。
そういう意味でも、もし先生の対応の不満があったとしてもクレームをつけるのではなく、「どうしたらいいのでしょう?」という相談の形式がいいと思いますよ。
頼ることで、先生の好感を得る感じですね(笑)
他のママと話をしてみる
もし自分の子供さんのことで悩まれているのなら、他のママと話をしてみるのもいいと思います。
他のママと話してみると、意外と「うちも〇〇できない」などと悩んでいたりするものです。
そんな悩みを聞くと、「うちだけではない」と安心できたりもします。
もし成長が早い子供のママだったとしても、どうしたらいいのかの参考にもなったり。
そして、他のママと話をすることで、悩みのガス抜きにもなります。
悩みって一人で抱えていると、すごく大変ですが、誰かに話を聞いてもらうとかなり楽になったりするものです。
また、このママと話をするときも、そのママの子供と比べないようにしてくださいね。
他の子供と比較してしまうと、落ち込んでしまったりします。
この他のママと話をするのは、
- 自分の子育てのヒントを得る
- ガス抜き
の2つの目的です。
なので、他の子供と比較しないことに注意しつつ、ママ友と話をしてみて、適度にガス抜きもしてみてくださいね。
まとめ
「早生まれの子供が幼稚園についていけない」と思った時の対処方法をお伝えしました。
この記事でずっといっていたのが、
- これからの成長を楽しみにする感じで接する
- 他の子供と比較せずに、比較するなら半年前や1年前のわが子と比較する
ということです。
早生まれの状況で幼稚園に入ってしまったので、できないことが目立ちがちですが、確実にお子さんなりに成長しています。
そんなお子さんの成長にフォーカスして、接してあげてくださいね。
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